要注意!おいしいけど「意外とカロリー高いねとめし」トップ10

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2016.02.06

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インターネットで話題のレシピ、通称「ねとめし」。手軽につくれておいしいと評判ですが、そのカロリーはあまり知られていません。実際につくってみて、「コレ、絶対カロリー高そう……」と思った経験がある人もいるはず。

そこで今回は、管理栄養士の望月理恵子さんに「高カロリーな“ねとめし”トップ10」を伺ってみました。人気のねとめしには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか。1人分の量で比較してみます。

■10位:ポークウインナーのチーズ巻き(1本)133kcal

10位は、お酒のおつまみにもピッタリな一品。餃子の皮でスライスチーズとウィンナーを巻いて、フライパンで焼いたもの。

たっぷりのチーズがおいしいですが、チーズの量でもカロリーは変化します。またケチャップなどの調味料をつけて食べると、さらにカロリーが増えるので気をつけましょう。

■9位:ホットもやし(1袋分)200kcal

博多ラーメン店『一風堂』の「ホットもやし」を再現したレシピ。

サッと茹でたもやしに、ごま油や醤油、めんつゆ、塩、うま味調味料、一味唐辛子、にんにく、ゴマを加えてよく混ぜます。もやしはヘルシーですが、ごま油をふんだんに使うためカロリーは高め。ごま油の量を減らすとカロリーを抑えられます。

■8位:カップヌードルで茶碗蒸し(1人前)280kcal

カップヌードルのスープと卵でつくる簡単茶碗蒸し。

麺を食べたあと、残ったスープに卵1個を入れて混ぜ、耐熱容器に移してレンジで約3分チンすれば完成です。スープにはカップヌードルに含まれている油が溜まっているので、カロリーが高くなります。

■7位:トマト丸ごとごはん(1人前)302kcal

お米と調味料、そしてトマト1個を炊飯器に入れて、炊くだけの簡単レシピ。

醤油や酒粕など和の調味料を使って風味を出し、オリーブオイルを少なめにするとカロリーをカットできます。ただ、白飯でも1人前250kcalほどなので、トマト丸ごとごはんも1人前のカロリーとしてはそこまで高くありません。

■6位:牛乳リゾット(1人前)305kcal

焼きおにぎりとチーズ、牛乳でできるお手軽リゾット。焼きおにぎりの上にスライスチーズをのせ、おにぎりの3分の1程度まで牛乳を注ぎ、レンジで約2分30秒加熱し、混ぜ合わせれば完成です。

1人前で300kcal以上あるものの、食事として満腹感も得られます。カルシウムもしっかり取れるので、女性にはうれしい一品になりそうです。

■5位:マシュマロトースト(1枚)371kcal

5位は食パンの上にマシュマロを並べて、こんがり焼いたトースト。マシュマロは大きいもので、1個30kcalほど。食パンに乗せる量が多ければ、その分カロリーもアップするので注意が必要です。

高さを出さずに、マシュマロをちぎってまんべんなく乗せれば、カロリーダウンに。数個のマシュマロでも十分おいしく食べられます。

■4位:桃モッツァレラ(桃1個分)465kcal

切った桃に、手でちぎったモッツァレラチーズをのせ、白ワインビネガーやオリーブオイル、塩こしょうなどで味付けしたもの。チェダーやカマンベールならば、さらに高カロリーに。カッテージチーズを使えば、カロリーを抑えることができます。

■3位:フライドうどん(うどん1パック)511kcal

フライドポテトならぬ、フライドうどんが3位にランクイン。

ゆでうどんに小麦粉をまぶして、油で揚げます。うどんを揚げているので、当然高カロリーに。特にうどんは水分の多い麺なので、水分が抜けると油が吸収されやすく、カロリーも上がります。

■2位:ラピュタパン(1枚)686kcal

ラピュタパンとは、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」に登場する、目玉焼きがのったトーストのこと。

より美味しくなるよう、マヨネーズを使用してつくる人が多いようです。食パンにマヨネーズで枠を作り、その中に卵を割って、オーブントースターで焼きます。

しかしマヨネーズは大さじ1杯で85kcalほど。チューブで円を描くとカロリーが高くなります。そのためマヨネーズを数カ所つけて、スプーンで薄く伸ばし、まんべんなく塗れば、カロリーをカットできます。

■1位:チーズのベーコン包み焼き(1人前)938kcal

ダントツの1位は、カマンベールチーズ2個とベーコンを使ったボリューム満点のレシピ。

2段に重ねたカマンベールチーズをベーコンで包み、フライパンで焼きます。カマンベールチーズは1個で300kcal近くあり、それを2個使うため、その分高カロリーに。カマンベールチーズを1個にして作れば、ベーコンの量も半量となり、500kcalほどに減らすことができます。

どれも簡単につくれそうなレシピばかり。それにネットで「おいしい!」と評判ならば、自分でも試したくなりますよね。

ただしつまみにもなるメニューなら、お酒の勢いでついつい食べ過ぎてしまう可能性も。カロリーオーバーにならないよう、食べる量に気をつけながら、ねとめしを楽しみましょう。

(文/椎名恵麻)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

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