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英会話は覚えてはいけない!英語文章の作り方と組み立て方

英語文章の作り方と組み立て方

初級者であればあるほど自分の英語に自信が持てず、
頭の中で一度文を作ってからじゃないと言葉を発しようとしません。

なぜなら、一度頭の中できちっとした英語文を作らないと
間違った英語を言ってしまうのではないかと心配してしまうからです。

しかし、よく考えてみてください。

これは、「外国語を喋る」というただでさえ大変なことを、
頭で考えることでより困難にしているに過ぎないのです。

私たちは日本語を自由に話すことができます。
試しに、話す前に1つ1つの文を頭の中で作ってから言葉を発してみてください。

あなたの日本語はしどろもどろになるはずです。
頭で考えることで、大変なエネルギーを使っていることが分かるでしょうか。
そして、話すことがちっとも楽しくないことも分かるはずです。

英語を覚えたい

言語は、「覚えよう、覚えよう」と思えば思うほど楽しくなくります。
覚えるという作業は、それ自体ちっとも楽しい作業ではありません。

日本語ならそれでも慣れているので、大変ではあってもなんとか
できるでしょう。しかし、まだ十分使いこなせていない英語では、
本当に大変だし、ましてや楽しいわけがありません。

英語を “覚えよう” とすると、何でもない言葉も難しくなる

例えば、次のようななんでもない情報だとしても…

「花子は毎朝、太郎とバスで学校に行く」
「Hanako goes to school by bus with taro every morning」

goes to school

英語では10個の単語で言うことになります。情報としてはちっとも大した量ではありません。
しかし、10個の単語となると短い時間で覚えるには、なかなか大変な数です。

ましてや、これを普段の会話の中でやろうとしているのです。
こうなると、自分の言いたいことよりも、ただ単に記憶を
たどることに集中してしまいます。

はっきり、申し上げましょう。

もしあなたが英会話初級者であるとしたら…

英語を間違えないで話すことなど、どう頑張っても無理です。

いくら頭の中で、文を作ったとしても必ず間違います。

英語を間違えないで話すことよりも、多少粗削りでもいいから
多少の間違いをおかしてでも英語の発想で話すことに慣れていくことです。

英語を喋る

そうすれば、少しづつ語彙が増えていくにしたがって、
あなたの英語はどんどんネイティブに近ずいていくはずです。

私たちが母国語である日本語を話すとき、前もって文を頭の中で作る
ということをしません。話し始めに、その文がどのくらいの長さの
文になるのか考えもしませんし、知りもしません。

言語というものは、情報の足し算の結果勝手にできていくもの

まず、言語そのもごどういった順序で言葉として
成り立っているのか、そのことをまずは理解してください。

言語は、情報を足して足して最終的に一つの文ができあがります。
早い話が、何かを伝えようと思ったら情報を次から次へと足していけばいいのです。

特に英語を話すときはその方が楽なのです。

なぜなら、英語は動詞と主語が文の根幹を成すものですから、
動詞と主語さえ言ってしまえばもう90%話せたと思ってもいいのです。

例えば、先ほどの例文の場合…

「花子は毎朝、太郎とバスで学校に行く」
「Hanako goes to school by bus with taro every morning」

goes to school

 動詞から発想して “主語+動詞” を与えてください。

Hanako goes…

聞き手はもちろん “どこへ?” と思うでしょう。
それを与えてあげるために、情報を足してください。

to school

あとはどうでもいいのです。
交通手段?もしあなたが伝えたかったら言ってあげてください。

by bus

誰と?言いたかったら言うし、言いたくなかったら言いません。
言うとするならば、

with Taro

いつ?これも言う言わないはあなたの自由です。
伝えたければ言ってあげてください。

every morning

このように、主語と動詞をとりあえず与えてしまえばあとは何とでもなります。

動詞がその動作の対象物を持つ場合は、
動詞のあとにその対象物を言わなければいけません。

eatであれば、食べ物。
seeであれば、見る物。
reedであれば、読み物。

といった具合にです。ただそれだけです。

あとは、本当に適当に伝えたいと思う情報を思いつくままに
付け足していけばいいだけです。

日本の英語教育の “おかしな規制” は守らなくてもいい

日本の中学や高校では、これらの付け足しの情報まで、
その情報の出いによって順番を決めさせたりします。

そんなことを考えて話していては会話なりません。
例えば、先ほどの例文も次のように言うこともできます。

⭕️ Hanako goes to school by bus with Taro every morning.
⭕️ Hanako goes to school with Taro by bus every morning.
⭕️ Hanako goes to school  every morning with Taro by bus.

これらはすべて普通に通じます。

もちろん英語としてきれない情報の並べ方というものはあります。
しかし、そんなことを考えながら話す人なんていませんし。

現に、ネイティブも英語の順番は案外デタラメだったします。
それは、私たち日本人が日本語を喋る時もまったく同じことです。

それで、会話が成り立っているのです。
“主語+動詞+対象物” さえ守っていればあとは本当にどうでもいいのです。

このように文を作らないで話すことに慣れると、
英語を話すことが本当に楽になります。

ぜひ、文を作ろうとせず英語を話すように心がけてみてください。

>英語初心者|英会話の文章や文法の作り方   たった1つのポイント

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