英語初心者|英会話の文章や文法の作り方 たった1つのポイント
英語初心者は、英語を喋る時にどうしても頭の中で話す文章を
考えてから喋ろうとしてしまいます。
しかし、そうやって英語を一度文として覚えようと思ったら
会話の中では無理が生じてしまい、結局言葉に詰まったり、
何も出てことないといった経験があなたもあるのではないでしょうか。
なので、英語で話そうと思ったら、まずは文を作ろうとしないことです。
文を作る必要がないことはこちらにも記載しておりますので参考にしてみてください。
今回も、英語初心者の方でも英語の文章や文法の作り方や組み立てる際の
たった1つのポイントをご紹介いたします。
英語初心者でも簡単に文章が作れる “動詞” の発想法とは?
では、さっそくですがここで例文です。
「昨日、家で掃除をしている時にステレオを拭こうとしていて、
その上に大切にしている人形をついうっかり壊してしまった」
さて、このような言葉を発したいと思った時に、
先に頭で文章や文法を考えてから言おうとすると大変です。
関係代名詞、分詞構文など上級者でも上手に使いこなせない
構造を駆使しなくてはなりません。
しかも、仮にそれで文ができたとしても、そうしてできあがった文は
かなり複雑で、頭の中で整理して覚えるのは大変です。
と言うより、会話では考える時間を十分に与えられませんから、
“一度文章にしてから喋る” ということはほとんど不可能です。
しかし、文を作らないで、とりあえず主語と動詞だけ与えて
あとから情報を足していくと、初心者でも意外に簡単に英語が言えてしまいます。
英会話に必要な “主語+動詞” の発想法
「昨日、家で掃除をしている時にステレオを拭こうとしていて、
その上に大切にしている人形をついうっかり壊してしまった」
まず、動詞から発想しましょう。
“壊した” と言いたいはずです。その動詞はbreak。
壊した人は自分ですから、主語+動詞は、
I broke…
次に来る情報は、動詞の対象物、つまりこの場合は
壊した物でなければいけません。もちろん人形です。
I broke my doll…
ここまで言えれば、もう90%は言えたようなものです。
あとは言いたければその情報を足しましょう。
どこにあった人形?伝えたければ言ってください。
on the stereo
いつか?これも伝えたければ言ってください。
もし、うまく言えないと思ったら後回しにしてください。
when I was cleaning my house(room)
“ついうっかり”というニュアンスはどう言うか?
そんなことは言わなくても大丈夫です。
ここで頭を悩ましても、聞き手からすればそんな情報は
どちらでもいいことです。
“ステレオを拭こうとして” ?これもうまくI broke my doll
に足せるなら足してもかまいません。
でも、無理ならやめておきましょう。これも後でいくらでも
言うことができます。頭を悩ますところではありません。
“昨日” この情報は簡単に足せそうですね。
yesterday
結果として次のような英文を言葉で発することになります。
I broke my doll on the stereo
when I was cleaning my house yesterday.
相手にはこれで十分過ぎる情報が伝わります。
このように、あらかじめ文を作るのではなく、
無理しないで伝えられる情報を主語と動詞に足し算していくだけで、
なかなか言えそうにないと思うような英語でも結構言えてしまいます。
もちろんこれは決して洗練されたネイティブレベルの英語とは
言いがたいです。しかし、こういった基本的な英文を十分使いこなせりことが、
この先、より高度な英文を使いこなしていく上で、絶対に必要なことなのです。
これはスポーツでも何でも一緒です。
後方宙返りをきちんとやりこなすことができない体操選手が、
いきなり月面宙返りを練習してもできないことは目に見えています。
無理をしないで、いま自分が持っている知識の中で
その知識を十分に使いこなそうとすることが大切です。
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