英語を話す時に必要な、動詞の活用法と覚え方
動詞以外の情報はすぐに浮かんでくるのに、
肝心の動詞がすぐに出てこない…
あなたは動詞の活用法やその覚え方に悩んでいませんか?
例えば、次のような日本語文と同じような意味を英語で伝えたいとします。
「その家は修理する必要がない」
上記のような事柄を英語で伝えたいと思った時、
多くの日本人はこのようにしてしまいがちです。
This house is…
I am…
と、始めてしまうパターンがほとんどではないでしょうか?
それは、動詞がすぐに浮かんでこないからでしょう。
そのため、「その家は…」という日本語に引っ張られて
「this house is…」としてしまいます。
その次の「…修理する必要がない」という文も、
「no need…repairかな?」なんて風に考えてしまいます。
その結果出来上がった英語文は…
“This house is no need repair”
このようなとんでもない英語が出来上がってしまいます。
順番を無視した致命的な英語
need, repairともに動詞として使えます。
その動詞が発想できているのにも関わらず、とんでもない英語が出来上がってしまう
その理由は、日本語の語順で情報を与えてしまうためです。
need, repair…それをするのは人のはずです。
人は例えば、Weでもいいでしょう。
we don’t have to repair…
We don’t need to repair…
repairの対象物はthis houseでいいでしょう。
“We don’t need to repair this house.”
初級レベルの英語としてはこれで十分です。
This house…を主語にして言えなくはありません。
例えば、”This house does”t need any repairs.”などと言えるかもしれませんが、
これはかなり英語に慣れた人がいう英語です。
このような難しい英語から学ぶ必要はありません。
なぜなら、例外的なものが多いため、
かえって英語の発想が見えにくくなってしまいます。
大切なのは、”動詞が発想できるまで何も言わない”こと
“この家は” という日本語に捉われることなく、need, repairなどの動詞
が発想できて、それが発想できるまで何も言わないことです。
英語は主語と動詞が根幹です。
動詞が発想できなければ何も言えないのと同じことです。
使うべき動詞がすぐに分からないことは多々あります。
そうなると、先ほどの例文のように日本語の発想で言えることから
言ってしまうことが非常に多いのです。
主語+動詞の、動詞を正し選択し活用しないと、
とんでもない英語を話してしまうことになります。
英語の発想になれない間は、そのことに常に注意してみることです。
それが英語で考え、英語の発想を身に付けるための最初の一歩なのです。
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