これは僕が中学生の頃のある日、母のすぐ上のお姉さんが僕の家にやって来た…
おばさんの目的は、妹である母を自分の入信する宗教に入れる事…
おばさんは数年前、息子の病気を直したい一心で、某宗教に入信してしまったのだ。
しかし当初の目的を忘れ、色んな人達を宗教に勧誘するようになってしまい、妹である母も入れようとしていたのだ。
のべつ電話などで勧誘していたが、神様を絶対に信じない母は断り続けていた。
しかし遂に痺れを切らし、家に押しかけて来たのだった。
母とおばさんは…
最初からかなり険悪な状態。
母とおばさんは、子供の頃から仲良し姉妹で、どこに行くにも常に一緒!
だから宗教も一緒にやろうと、おばさんは言っていた。
母は…
「姉さんは大好きだけど、私は宗教だけは絶対嫌い!」
「姉さんを変えた宗教なんて大嫌い!」
お互い一歩も譲らない…
そしてお互いかなりヒートアップしてきて…
遂には台所の包丁まで持ち出して来た!
これはかなり危険な状態…
ここで今まで全く無視していた親父が立ち上がり…
弟達を連れ、二階に避難して行った!
そっちは任せた⁈
僕は漢として長男として、母を守る為に…
おばさんの前に立ちはだかった!
包丁を持つおばさん…
母の前に立つ僕は震えながら、ふと思った…
本来ならこの役目は親父じゃないのか?
弟達は僕が守り、親父がこの場を治めるのではないのか?
などと思いながら、立っていた…
その後母もおばさんも少し落ち着き、包丁も片付けられた。
そしておばさんは…
「いつか必ずあなたを入信させるからね!」
と言い帰って行った。
おばさんが帰った後、何事もなかった様に下に降りて来た親父。
その親父が母に一言…
「もしお前が宗教に入ったら、離婚だからな!」
……入信しなくても、こんな頼りない親父とは別れた方がよかったんじゃないかと思った…
終わり。
今回の話は1話完結です。
母に一生懸命に宗教の勧誘していたおばさんも8年程前、骨肉腫により64歳の若さで亡くなってしまいました…
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遂には台所の包丁まで持ち出して来た!
これはかなり危険な状態…
ここで今まで全く無視していた親父が立ち上がり…
弟達を連れ、二階に避難して行った!
そっちは任せた⁈
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おばさんの前に立ちはだかった!
包丁を持つおばさん…
母の前に立つ僕は震えながら、ふと思った…
本来ならこの役目は親父じゃないのか?
弟達は僕が守り、親父がこの場を治めるのではないのか?
などと思いながら、立っていた…
その後母もおばさんも少し落ち着き、包丁も片付けられた。
そしておばさんは…
「いつか必ずあなたを入信させるからね!」
と言い帰って行った。
おばさんが帰った後、何事もなかった様に下に降りて来た親父。
その親父が母に一言…
「もしお前が宗教に入ったら、離婚だからな!」
……入信しなくても、こんな頼りない親父とは別れた方がよかったんじゃないかと思った…
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