英語学習者の99%がbe動詞の使い方を理解していない
日本人の英語学習者の多くは、be動詞の使い方が
理解できていないのではないでしょうか。
特に英語学習を始めたばかりの初心者の方は、
be動詞をなかなか使えないはずです。
なぜなら、日本語ではこのような動詞などなくても、
ある程度言葉として通じてしまうからです。
この家古い。
僕疲れた。
ここ寒い。
僕の兄英語教師。
僕の車トヨタ
彼女の名前エミリー。
主人いま東京。
友達あそこ。
あなたのカバン私の部屋。
どうでしょうか。多少ぶっきらぼうかもしれませんが、
これで十分通じるはずです。
しかも、日常会話ではこの文だけがいきなり話されることはなく、
必ずその前後の “文脈” が存在しているはずですから、
理解に苦しむことはありません。
これで立派な日本語として通じるのです。
このように日本語では、主語と様子、主語と名詞、主語と場所
という2つの情報を簡単に並べるだけで、聞き手がうまく意味を
取ってくれるのです。ところが英語では、聞き手がうまっく意味を
取ってくれるような都合のいいことはありません。
仮に、英語も日本語と同じ発想で話したとしましょう。
先ほどの例文は次のようになります。
This house old.
I tired.
this room cold.
My brother an English teacher.
My car Toyota.
Her name Emily.
My husband in Tokyo.
Some of my friends there.
Your bag in my room.
これらはどれも英文として成立しませんし、文としての意味をなしません。
これではほとんど通じないでしょう。
英語においては、主語と次にくる、様子や状態、名詞、場所という
情報とを関連付けるbe動詞が必要になるのです。
ところが、このbe動詞を必要としない日本語に慣れている私たち
日本人には、このbe動詞の役割と必要性をなかなか意識しにくいのです。
また、日本の中学校ではこのbe動詞を、日本語の
「〜は、〜です(でした)」
「〜は、〜である(であった)」
にあたるものである。と、とんでもないことを教えているのです。
be動詞の誤解
なぜ、be動詞を「〜は、〜です(でした)」「〜は、〜である(であった)」
と理解することがとんでもないことなのでしょう。
先ほどのぶっきらぼうな日本語の例でも説明したように、
日本語では「〜は、〜です(でした)」「〜は、〜である(であった)」という
言葉はなくても文は成立し、それによって意味が変わることはありません。
つまり、英語ではbe動詞など使わない場合でも、日本語で
「〜は、〜です(でした)」「〜は、〜である(であった)」と
言うことはたくさんあります。
- 私は最近毎日残業です。
- 僕は車が欲しいです。
- 彼女は太郎が好きです。
- 昨日は一日中野球でした。
- あなたの勝ちです。私は負けです。
上記の1〜5までの日本文と同じ意味合いの英語を言う時、
使う動詞はbe動詞ではありません。
すべて、”誰かが何かをする(しない)” と言っています。
ですから、be動詞以外の動詞を使うはずです。
使う動詞は、work, want, like, play, winとloseです。
ところが、日本語から入り、be動詞の意味を
「〜は、〜です(でした)」「〜は、〜である(であった)」と
理解していると、ついbe動詞を使ってしまうのです。
そして次のような妙な英語(?)を喋ってしまいます。
1. ❌ I am…every day work late.
正しい例:I work overtime every day these days.
2. ❌ I am want a car.
正しい例:I want a car.
3. ❌ She is…like Taro.
正しい例:She likes Taro.
4. ❌ Yesterday was…all day baseball.
正しい例:I play baseball all day yesterday.
5. ❌ You are…win. I am…lose.
正しい例:You won(the game). I lost(it).
be動詞は消して「〜は、〜です(でした)」「〜は、〜である(であった)」
で理解してはいけないのです。多くの日本人が忘れがちなのですが、
be動詞はやや特殊ではありますが、動詞なのです。
その意味で、他の動詞と同じように扱うべきです。
英語を話す時に必ず使う動詞を選択しなければなりません。
studyを選んだ人はstudyが言いたいからです。
takeを選んだ人はtakeが言いたいからです。
goを選んだ人はgoを言いたいからです。
それと同じように、be(is, am, are, was, were)を選んだ人は、
beが言いたい。とならなくてはいけません。
つまり人や物の様子、ある物とある物がイコール的関係にある、
あるいは人や物の存在を言いたいからです。
be動詞の練習はこちら。
>英語「be動詞」の使い方を覚える問題 (レッスン)
- 英語「be動詞」の使い方を覚える問題 (レッスン)
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- 英語の動詞活用表|分かりやすく厳選した動詞の一覧と使い方
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