Twitterは2月5日(米国時間)、2015年半ば以来、テロリストが利用していたアカウントを12万5000件停止したことを明らかにしました。
停止したアカウントは主に過激派組織ISILに関連し、脅迫やテロ活動の宣伝に使われていたもの。Twitterは、この種の行動は利用ルールで禁止されているとしています。同社はさらに、通報を調査するチームを拡大し、応答時間を大幅に短縮しているほか、通報されたアカウントと似たアカウントも調査したり、違反の可能性があるアカウントを見つけるために独自のスパム対策ツールを活用していると説明しています。既に効果は出ており、アカウントの停止が増え、この種の活動がTwitterから移動しているとのこと。
インターネットでテロリストのコンテンツを特定する「魔法のアルゴリズム」はなく、国際的オンラインプラットフォームは限られた情報と指針を元に難しい判断をせざるを得ないと同社。それでも積極的に利用ルールを施行していくと述べています。
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