いきなり衝撃的なタイトルですいません。
離婚の予定は今のところありません、我が家は一応円満です。
そこらへん盛り上がらなくて、なんかすまん!(どこに謝っているのだ)
最近身の回りの離婚話が増えてきたもので。
厚生労働省の2015年のデータによると日本は「結婚した3組のうち1組は別れる」国らしいです。
3組に1組…身近に感じられる訳です。
ちなみに離婚理由のベスト3は
1位・性格の不一致
2位・不倫、浮気
3位・経済的理由
性格なんて結婚する前に分かるじゃん…と思いがちですが50代になって横暴、短気な性格になり離婚したら後に痴呆症の初期症状だったことが分かった、というケースもあったそうです。
急な性格の変化はお医者さんに相談しよう、かも知れないですね。
浮気は最近も話題になりましたね。
私の周りで離婚した人達は性格の不一致か浮気、もしくはその両方が原因という場合が多いです。
女性の浮気も増えているとは聞きますが、「結婚、交際相手以外の交際相手がいる」男性は26.9%、女性は16.3%とまだ男性の浮気率の方が高いようです。
(データは相模ゴムさんの「ニッポンのセックス」より。恋愛対象は同性か異性か、それとも両方か?など、なかなか興味深いアンケートです!)
女医さんと浮気した彼の場合
これは10年以上昔の話なので時効だと思って書きますが、私の知っている3人の子持ち男性は浮気が原因で離婚しました。
なんつーか、物凄いAV的ストーリーを経て。
彼は自身の入院中に若くて美人で独身のお医者さんと浮気したのです…。
3人の子持ち、自省しろよ!とは思う。
でも入院中。しかも相手は美人な女医。
更に向うから迫られた…らしい。
ハードルが向うから押し倒しに来た、と言わんばかりのハードモード。
これがゲームだったらエクストラハードですよ。
浮気ってダメだけど、絶対ダメだけどさぁ?
結局退院後も関係が続いてしまい夫婦は離婚しました。
浮気だけが要因ではなく、それ以前に性格の不一致や嫁姑問題があったらしいけど。
奥さんは彼に慰謝料や養育費を請求したけど女医さんを訴えることはしなかった。
お医者さんは徳の高い仕事だし訴えたことで地元を去られると困るから、とのこと。
もちろん本人の問題だけど、これは附に落ちなかったなぁ。
医療の仕事が徳が高い、というのは診てもらう立場としては理解できますが、業務と個人の人格は別だよね。
医者になったら誰もが聖人になるわけじゃない。
業務中に、同意の上とは言え妻子持ちの患者に手を出す行為はさすがに職場に通告すべきだと思うし、いくら医者不足とはいえそんな医者が去ったことを惜しんだり、奥さん側を責めるほど無理解な住人がいるとは思えない。
秋田の農村で起きたような医者イジメも酷いけど、お医者さんを神格化しすぎるのもどうかと思う。
結局女医さんは離婚した男性をバッサリ切って転勤していき、その先でまた既婚入院患者に手を出し今度は訴えられたそうです。
ストレスとか病的な何かを感じます。
走ってくる女医ハードルになぎ倒された家族はたまったもんじゃないけど、少し彼女に同情しました。
勿論離婚した夫婦が一番の被害者だけど。
許せる、許せないの境目
浮気ってどうなんでしょうね?
我が家は多分まだされてない…と思いたいけど。
そして女医さんとの浮気のケースはかなり特殊なんじゃないか、と思うのです。
やったことは一緒なんだけど。心理的に。
もし私のダンナが女医ハードルに負けて、その他に問題はなくて、ダンナの側が謝ってやり直したい、と言ってきたとしたら。
女医とジョイってんじゃねぇよ!とか
女医とジョイったジョイスティックはこちらくらいは言うけど。
許すかも。甘い?
男性の側からしたら、ジョーイジョーイ、ジョイトゥザラーブ、と虐められるくらいなら離婚した方がマシ?
どうなんだろう。
女医さんが乗ってきても家族のために断る徳の高い男の人はどのくらいいるんだろう…?
これは既婚の友達と話していても意見が分かれる話なのです。
許せる人、絶対許せない人。
その境目は何なんでしょう。
あなたはどう思いますか?
その船を漕ぐのはおまえの手
よく女は結婚で幸福になれるからいいよなー、人生イージーモード!みたいな書き込みを見ますが、最初に書いたように離婚率は3組に一組。
母子世帯は約124万世帯、父子世帯が22万世帯と子供は母親が引き取るケースがやはり多い様子。
更に母子家庭で子供の養育費を貰ったことがない人が、60.7%も…。
(データは「ひとり親家庭の現状と支援施策の課題について」平成23年度 全国母子世帯等調査より)
まわりのひとり親のお母さんたちを見てると、イージーモードだなんて口が裂けても言えません。
同じ子持ち女性同士なのに、「離婚するのは変わった人、浮気はされる方も悪い」なんて意識の既婚者もいます。
いつ自分に巡ってきてもおかしくない話なのに。
私は独身の頃職場のバツ1、バツ2女性からさんざん「離婚した時の備え」について叩き込まれました。
自分の貯金は持っておく。
子育て中もいつでも仕事復帰できるように勉強や根回しを怠らない。
仕事や副収入も出来るだけ持っていた方がいい。
離婚しなくても旦那さんの収入だけだと病気や事故の時困る…等々。
独身女性には夢も希望もないような話ばかりでしたが、現実を叩き込まれました。
(そうした現実はトピシュさんのブログにもたくさん書かれていますね。本当に離婚の心構えが欲しくてここに来た人はぜひこちらのブログを読んで下さい)
バツ1女性たちからアドバイスを貰っていた当時は独身実家暮らしの楽な身分。
彼女たちの苦労がきちんと理解出来ていませんでした。
子育てしながら働くようになった今、尊敬しかありません。
よくあんな残業だらけの会社で、母子二人支え合ってやってたなぁと。
本当に働き者でちゃきちゃきしたお母さんたちでした。
仕事も家事も子育ても、一人で出来ないと生きていけない母子家庭。
タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。
人生がマーロウの台詞みたいだよ…。
ハードボイルドですが、人生の優しくなさ、自分が戦うしかないという意識は母子家庭の彼女たちから教わった気がします。
女性こそタフじゃないと生き抜けない時代。
お互いきついけど頑張ろうね。
結婚しても寄りかかりすぎたら人の字は倒れてしまう。
人生は自分の手で漕いでいくしかない。
その船を漕いでゆけ
おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶものにおまえのオールを任せるな
TOKIOの宙船(そらふね)より。
凄い歌詞だと思ったら中島みゆきさんだった。さすがの強さだ。
それではまた。