日記。良い理髪店を探しました。皮砥(かわと)を遣っているんです。読書とスマホの契約容量の話も。
寒いですね。
「また3部制の〈みどり公演〉か」、と歯牙にかけず、うっかり、国立劇場文楽・豊竹嶋大夫引退披露興行(第2部)のチケットを買い忘れていました。ありゃー・・。
ま、仕方がありません。
さて、以前、お話ししましたが、30年近く通っていた理髪店の、さらにそこで、10年位お世話になった東京・大手町店の理容師さんが・・まだ、30歳代なんですが・・、腰が悪くて、とうとう廃業されました。そこで、この際、心機一転、新しいお店を探しました。
今度は、思い切って自宅の近所のお店を探してみました。
いつも、民生委員の仕事で、役所に行く途中の角に、明るい、清潔そうな小さな個人のお店があったので、そこに行ってみました。
そこは、イス2台で、年輩の理容師さんと奥さんがいるお店ですが、いいお店でした。〈当たり〉ました。
何と言っても、顔そりの時に、〈皮砥(かわと)〉で、剃刀を磨くのがいいですね。
知っていますか。顔剃りの時に、長い皮で、剃刀を、シャシャ・・、と磨くのです。研ぐのじゃありませんね、磨くのでしょうね。刃先を顔に馴染ませるように、磨くのです。
これは、近頃、滅多にお目にかかれません。
「今の若い人は、換え刃を遣いますが、私らは、刃を研ぐことからやったものです・・」と、ご主人。
清潔なお店で、これも気に入っているのですが、顔に、うっすうらと蒸気を当てながら、顔を剃ってもらうのは、実に、気持ちが良いのです。ある意味、お店を変えてよかったかも。
さて、次は、読書のお話しです。
船戸与一『満州国演義・5』(新潮文庫)、を読了しました。今回は、〈南京大虐殺〉まで。
だんだんと、凄惨な物語になってきます。『蝦夷地別件』もそうでしたが、この調子で、最終巻の第9まで行くのかと思うと、全巻読了も、やや気が重くなって来ます。
さて、月初めには、例のごとくに、出版社のPR小雑誌が郵送されてきます。
余談ですが、最近は、この購読料も、結構するんです。
今月も、随分と〈新連載〉が始まりました。
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地域のコンサートや落語を楽しみ、新聞連載の、宇江佐真理『うめ婆行状記』にもハマっています。
このところ、「朝日新聞」夕刊に、短期集中連載されている、
宇江佐真理(1949ー2015) 「うめ婆行状記」
が面白く、毎日、楽しみに読んでいます。
昨年夏に、函館の文学館で、同地出身ということで、展示されていた著者の作品などを見て以来、一度、読んでみようと思っていたのが、11月に乳癌で急逝され、遺作を読むことになってしまいました。
子供たちを一人前に育てあげ、夫も見送った、武家に嫁いで苦労した商家出身の〈うめ〉が、せめて老後は、気楽に一人暮らししてみたい・・という物語で、すこぶる面白い。
それに、もっと気に入っているのは、同作品の、安里英晴(1954ー)の挿絵です。毎日、切り抜いています。
挿絵画集も買おうと、探しています。
さて、このところ、ボランティアしている「高齢者サロン」で、クラシックのトリオ・アンサンブルを聴いて、大声で「ブラヴォー」を連発したり、きょうは、地域の自治会の新年会で、若手実力派・入船亭扇蔵(1971ー)の、江戸前落語をじっくり1時間近く聴いたり、楽しんでいます。通常の寄席じゃあこんなにじっくり聴けませんものね。
寒いので、その合間は、やはり読書、と相成ります。
民生委員の研修会で対談させていただいた、柏木ハルコさんのコミック新刊も、早速、読ませていただきました。
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いったい、スカーレットの人生ってなんだったのだろうか。 ~M・ミッチェル 『風と共に去りぬ』を、最後の巻は、岩波版発行を待ちきれず新潮社版で、読み終えました。
昨年、4月から数か月間隔で刊行されている、新訳の
荒このみ新訳、『風と共に去りぬ』(岩波文庫)。
第5巻まで刊行され、あと1巻は来月以降に刊行されるようです。
でも、ここまで来たら待ちきれず、50章から63章は、一足早く刊行されている、やはり新訳の、
鴻巣友季子 『風と共に去りぬ ~5』(新潮文庫)、
を読んでしまいました。
こういう人は多いかもしれません。でも、ここで、両新訳書を比較するのも、良いタイミングではあるのです。
見てお分かりのように、岩波版が、1巻分多いのは、解説が充実しているからです。その意味で、発行されたら勿論、買うつもりです。
長大な、物語を読み終えて感じたのは・・、
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金閣寺が、美男子すぎる市川雷蔵に負けた?! ~三島原作、市川崑監督の映画『炎上』を観ました
私は、ブログを書くと、アップまで一晩置くことが多いのです。
初稿を書きおえ、ほっとして、風呂にでも入っていると、さっきまで書いていたことが、頭の中でミキシングされて、突然、ポイントとなる言葉が思い浮かぶこともあります。
この、「金閣寺が、美男子すぎる市川雷蔵に負けた」もそうです。
12月に観たオペラ「金閣寺」は、良かったのですが、立派な舞台装置の金閣寺に出演者が、ちょっと負けた感じもあったなあ、と思っていると、今度は、映画「炎上」は、逆だった、と。
その話の前に・・、
昼間からの〈新年会〉で赤くなった顔を、喫茶店で冷ましてから、近くの映画館に行って、先日売り切れで買えなかった、
映画『スターウオーズ E7』のパンンフレットを求めました。
さらに、書店に寄って、コケシなど作る木地師のことを書いた文庫新刊、
乙川優三郎 『脊梁山脈』(新潮文庫)、
や、この日発売の、
荒このみ新訳、M・ミッチェル 『風と共に去りぬ(5)』(岩波文庫)、
を買って、早速、読みはじめました。
・・〈スカーレットはいつでもコモンセンスに力と慰安を見出していた。〉・・早速、印象に残った文章です。
で、元に戻って、本題です。
《角川シネマ新宿》で、「市川崑生誕100年記念映画祭」〈光と影の仕草〉を、1月16日~2月11日まで、上映していて、そこで観られるのですが、今回は、自宅でくつろいで、DVDで、
『炎上』(角川映画・1958年 モノクロ99分)
を観ました。
先述のとおり、12月6日に、神奈川県民ホールで、オペラ「金閣寺」を観て以来、この映画を観たかったのです。
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見所満載。新春、初芝居らしい絵巻物のような白浪狂言、菊之助も圧巻 ~歌舞伎『通し狂言 小春穏沖津白浪(小狐礼三) 4幕』
正月もとうに過ぎたのに、深更までの読書や、馴染の少ない、オペラ《ルル》や《真珠採り》などの予習の楽しさに、うつつを抜かして、ブログ・アップをしていませんでした。
さて、観劇始動。
これが面白かった。
正午から、国立劇場で、
新春歌舞伎公演、河竹黙阿弥生誕200年記念
『通し狂言 小春穏沖津白浪(こはるなぎおきつしらなみ) 小狐礼三(こぎつねれいざ) 4幕』
を鑑賞しました。
まさに見所満載。趣向を変えた再三の狐の登場と妖術、〈雪月花のだんまり〉から、幕を使わない見所変わり、舞台全面を使った鳥居での大立ち回り、花道をゆく船の引っ込み、そして、盗賊(白浪)名乗りの名台詞・・、と芝居の楽しさを大いに満喫しました。
おだやか(「穏」やか)な「小春日より」に、「沖」にたつ「白浪」(白浪、は中国の故事による盗賊の出た地名が転じて、盗賊のことを言います。)。
この芝居に関係ありませんが、万葉集に、〈風吹けば沖つ白浪竜田山夜半にや君がひとり越ゆらむ〉などという有名な句もありますね。〈沖つ白浪〉とは、大荒れの時にたつ危険な白波のことです。
河竹黙阿弥、元治元年(1864)11月・江戸市村座初演
の作で、昭和9年の木村錦花増補【佐助稲荷】。
国立劇場改訂(平成14年)による、平成14年復活上演されたものの再演です。理屈なんか抜きで楽しめる舞台にしているのは、大成功と言えます。
原作での、幸兵衛の暗い物語はカット、生首は頭蓋骨にし、終幕も大団円、と改作していますが、これも成功です。
原作は、定石どおり、幕府を慮って、江戸時代を避けた室町時代。鎌倉〈新清水寺〉、つまり〈しんせんすいじ〉は、〈しんきよみずでら〉と言いますが、実は、鎌倉でなくて、上野寛永寺・清水観音。〈矢倉沢〉は、実際は、沼津でなくて赤坂。〈大磯〉は吉原です。
大盗賊、小狐礼三、船玉お才、日本駄右衛門の物語です。
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初読みは、船戸与一『満州国演義・4』。あわせて、出版社小雑誌もじっくり読みました。
孫曰く、「どうして、おじいちゃんは、働いてないの ?」
私、「60歳まで一所懸命働いたから、ご褒美なの。」
孫、「うーん、ずるい。」
孫と遊んだあとは、読書。
暮れに、孫に頼まれた、〈LaQ〉という組立玩具(ボーナスセット)を買った帰りに、書店で見かけた、
清水節・柴尾英令 『スター・ウォーズ学』(新潮新書)
という本を買ったので読みましたが、〈学〉というほど、分析は深く無く、かといってビギナーに必要な人物相関なども書かれていません、スマフォの各種情報などのほうが役に立ちます。
さて、ちゃんとした、初読み。
と、その前に・・、直前に読み終わった書物が、ここ数か月かけた、
船戸与一『蝦夷地別件』(上・中・下。新潮文庫)、
でした。
故人(1944ー2015・4)が、1995年に出したものの文庫版です。
夏に、北海道で暮らすので、この際、アイヌを主人公にした歴史小説を読んで置こうとしたからです。
この書は、各巻600頁前後で、細かい字。実に、読みでがありました。
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新年おめでとうございます
新年おめでとうございます
本年もこのブログをよろしくお願い申しあげます
今年の誕生日で、馬齢を加え69歳になります。
このブログを始めたのは、2010年2月8日。
記事数は、650。ほぼ、週に2回の更新計算になります。
ブログの中で始めた『民生委員・児童委員日記』も、全17回で、A4版で、176頁になりました。
昨年、年賀状を書いていて、添える言葉に、以前と違うことに気づきました。
「頑張る」とか、「頑張ってください」の言葉の類が全く無くなったことです。ひとにも自分にも、あまりプレッシャーをかけないようになりました。
しかし、思ったことをはっきり言う、のは若いとき以上になりました。
今年も、読書、オペラ、文楽、歌舞伎を中心に感性を磨いていき、ブログも、思ったことをはっきり書きたいと思います。★
『民生・児童委員活動日記 ~17~』【2015年10月から12月まで。】
3か月ごとにアップしている、今回で17回目の『民生・児童委員活動日記』。10月1日から12月末まで、です。
今月は、市が、自治会に配る要支援者名簿に、本人の同意を得るにしても、精神障害者などが対象になっていることへ人権感覚に問題提起。
また、民生委員の研修に外部講師を依頼しての開講までの苦労話。
興味のある方は、下記の、「続きを読む」をワン・クリックしてお読みください。
毎回のことですが、個人情報が推測できる、個別訪問記事は、原則としてアップしていません。また、個人に関する一般的な逸話を書く場合の個人名は、文章の最初からA,B,C・・・の順を当てて書いていきます。
なお、過去の記事は、右欄3段目の「記事のカテゴリー」欄の「民生委員日記」をワン・クリックしていただくと、今までの記事が、まとめてご覧になれます。
師走の一日を心行くまで楽しめました。「これにて成仏得脱(これで成仏できるだろう)」か ? ~ 歌舞伎『通し狂言 東海道四谷怪談』
クリスマス・イブ。あまり、街中にも、人々にもそのような気配が伺われず、特に、乗り物の中は、仕事に疲れて、なお、スマホを見ている人ばかり。
国立劇場で、正午から、
『通し狂言 東海道四谷怪談 (3幕10場)』
を鑑賞しました。
このところ、観る舞台が〈当たって〉いますが、この日もそうでした。
ただし、千秋楽近いので、「上演資料集」は、もう〈完売〉とかで、買えませんでした。その言い方が、気に障るの・・。
本作は、もともと、「仮名手本忠臣蔵」(1825年・中村座初演)が背景となった、併演作【初演時に、2作を、2日かけて、交互に半分ずつ上演したもの】ですから、この時期の上演も違和感はありません。
今回は、冒頭、真っ暗になった場内に、〈鶴屋南北〉が、花道の「切穴」から登場して、それを解説し、幕開けと大詰も、忠臣蔵の物語です。
終末「仇討ちの場」は、やや蛇足の感もあり、「地獄宿」などをカットした価値と比べると如何か、とも言えますが、演出の首尾一貫という点からは肯首できます。
演出と役者の芸質で、舞台はかくも変わるのだ、ということがよく分かる舞台ではありました。
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日記。肘折で買った伝統こけしの荷を解き、眺めています。
承前。肘折(ひじおり)から帰って、求めた、14本の伝統こけしを並べてみました。
主は、妻の趣味なんですが、近時は、私も、お相伴しているわけです。
現役工人の作から、亡くなった方、今年亡くなった方、と様々ですが、それぞれ異なる目の愛らしいこと。頬紅を付けたものもあれば、実に女らしい顔(高橋雄司工人のこけし)もあります。人生を彷彿させるような・・・。
肘折唯一の工人、鈴木征一さんの作品は、新しい型もあります(前列左端)。奥山運七の師、井上藤五郎を、ご苦労して再現された会心の試作です。
因みに、前列左から、鈴木征一(前述作品)、佐藤保裕、、長谷川健三、佐藤巳之助(肘折・佐藤周助次男:1905-1977)、
2列目、佐藤忠、小林清次郎、
3列目、佐々木春雄、鈴木征一、高橋雄司、奥山庫治(肘折:鈴木征一の師)、
最後列、斎藤弘道、阿部計英(かずえ)、会田栄治(天童:今年亡くなられました。)、佐藤重之助(肘折:周助の孫)、
肘折のこけしは、主に、奥山運七系と佐藤周助系があります。
運七系は、運七-喜代治ー庫治ー鈴木征一、と続き、
周助系は、周助ー重之助、巳之助ー昭一(1935-)と続きます。
肘折系のこけしは、重点的に蒐集に心がけています。
しばらくは、ここに置いてながめ、コレクションに合流させます。★
日記。肘折温泉で、「伝統こけし」と読書三昧の5日間を過ごしていました。
幼児の〈サロン〉で、恒例のサンタクロースを演じた後は・・因みに、まだ、1歳前後だと、結構、サンタに抱かれると、顔を見て泣き出すんですよね・・、
昨年12月と、今年5月に続いて、3度目になる山形県最上郡大蔵村・肘折(ひじおり)温泉への5日間の旅行をしました。
今度も、昨年のように、帰りの日に大雪でしたが、それまでは、暖かいほどの日々でした。
例によって、肘折唯一人の、こけし工人・鈴木征一さん(すずきせいいち、1944ー。氏は、今年、第35回「みちのくこけしまつり」で、内閣総理大臣賞を受賞されました。)の工房を訪ねました。
今年は、鈴木さんの、工房での作業スナップを何枚か撮らせていただきました。
今回も、氏の「会心の作品」など約10本のこけしを買い求めました。
そのおり、棚にあった、小さなお孫さんの作られた、目が歪んだ、可愛いこけしが目についたのですが、売り物では無いので、ほしい、とは言い出せませんでした。
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田尾下哲×下野竜也×宮本益光、渾身の名舞台。圧倒的音楽でクライマックスに駆け抜ける、オペラ『金閣寺』に感動しました。
6日(日)午後3時から、山下公園前の銀杏並木が美しい、神奈川県民ホールで、
オペラ『金閣寺』(3幕・ドイツ語上演)
を鑑賞しました。席は、中央最前列です。
6日公演を選んだのは、開演前に、田尾下哲×片山杜秀のプレトークがあったからです。
三島由紀夫(1925ー1970)、の原作の、
細かいところまで取り入れられて翻案されている、
クラウス・H・ヘンネベルク
【ライマン『リア』(1978)など執筆】、の台本ですが、
それを、さらに、辻褄の合わない尺八シーンをカットしたり、道詮和尚が芸妓と歩く美しい京のシーンを挿入したりした、
田尾下哲(1972ー)、演出が見事でした。
【この演出家への、私の最近の感動作は、昨年11月、「チャールダッシュの女王」、'12「カヴァレリア・ルスティカーナ」・「パリアッチ」】
それに、
黛敏郎(1929ー1997)、の作曲の素晴らしさ。
それを、
指揮・下野竜也(1969ー)、
【私の最近の感動舞台は、「リア」、'12「メデア」】
=神奈川フィルハーモニー管弦楽団
が素晴らしい音色で牽引します。
そして、ほとんど出ずっぱりで、一人で舞台を引っ張った感じの、
溝口・宮本益光、
の大熱演。
もう、田尾下哲×下野竜也×宮本益光の、「金閣寺」です。
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映画『007 スペクター』を観たり、白石一文の新刊を買ったり、小雑誌を読み比べたりしました。
風が冷たい。
来週、公民館で、サンタクロースをするので、髭(ひげ)を探して、手入れしました。
本場のサンタ役は、資格があって、50mダッシュ➡煙突登り➡子どもの置いた菓子・飲み物の早食い➡国旗を振る➡もう一度、50mダッシュ、の〈テスト〉があるのだとか。勿論、スリム過ぎる人はなれません。
笑い方は、「HO,HO,HO・・」と。
このところ、腰が痛いので、その〈リハビリ〉も兼ねて、ゆっくり歩いて散歩して、書店で新刊、
白石一文 『光のない海』(集英社)
を求めました。好きな作家で、大半読んでいます。
古典や、舞台ばかりではなくて、たまには、こういう本で、いきいきとした〈現代〉生活を、定年退職後に感じています。
その後、この日は、初日の、
『007 スペクター』
監督・サム・メンデス(1965ー)、
を観ました。
モチーフの音楽は、うきうきしますね。
因みに、秘密犯罪組織〈スペクター〉とは、フランス語では、〈亡霊〉の意味で、Special Executive for CounterーIntelligence,Terrorism,Revenge and Extortion (対敵情報、テロ、復讐、強要のための特別機関)の頭文字をとっているとか。
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三島由紀夫『金閣寺』を追っての一日でした ~松本徹氏の講演と、本番ステージを使っての朗読劇・ステージ見学を楽しみました。
11月は、長かった・・。
2つの講演会、METオペラビューイング、オペレッタ、歌舞伎、
孫の学習院初等科文化祭、さらには、
民生委員研修会での女性漫画作家との〈対談〉司会、もう一つの民生委員研修会役員としての世話役、バスで一日かけた民間委託刑務所の視察研修、
そこに、間が悪く、ひどい腰痛に加え歯痛の治療。
一体、どうなることかと思いましたが、すべて何とかクリアしました。ブログの更新の間は空きましたが・・・。
その、忙しい11月の、きょう(日曜日)は、フィナーレ。
13時から、横浜・山手の神奈川近代文学館で、12月6日(日)に観る、オペラ『金閣寺』の関連催しの、初旬の片山杜秀氏講演「黛敏郎と〈金閣寺〉」に続いての、今度は、山中湖文学の森・三島由紀夫文学館館長、
松本徹(とおる)氏講演・『三島由紀夫と〈金閣寺〉』
を聴き、それが終わって、16時からは、神奈川県民ホールで、
日本語による朗読劇『金閣寺』
75分、です。
「日本語による」とあるのは、このオペラは、クラウス・H・ヘンネベルクのドイツ語台本上演だからです。
なお、朗読劇終了後、舞台見学ツアーもありました。
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素敵なダンサー、六重唱の迫力、宝塚風女性合唱にもブラボー ~オペレッタ『ウイーン気質(かたぎ)』(東京二期会)を楽しみました。
昨夜は、深更まで、数日前に出た、
荒このみ新訳『風と共に去りぬ(4)』(岩波文庫)、
を書斎で読んでいました。
最初、何という女性だろ・・、と思っていたスカーレット・オハラが、次第に、健気に、好もしく思えてきました。
余談ですが、書斎の脇テーブルに置いてある、鉢植えのサボテンに、今、沢山の蕾が出来ています。
このサボテンは、枯れて庭に、鉢ごとほっぽり出していたのが、いつの間にか、緑が出ていたので、また、家に入れると、毎年、数度、美しい花を一杯咲かせるようになったのです。
さて、きょう土曜日は、15時から、日比谷・日生劇場で、
ヨハン・シュトラウス2世(1825ー1899)作曲、
『ウイーン気質(かたぎ)』(全2幕・日本語訳詞上演)
を楽しみました。席は、中央最前列です。
1899年10月初演の、既存の名曲に合わせて台本を作ったオペレッタで、台本は、ヴィクトル・レオン(1858ー1940)、レオ・シュタイン(1861ー1921)。
指揮は、阪哲朗
演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団
演出は、荻田浩一。宝塚出身で、クラシック初演出です。
いきなりですが、ダンサー、特に、女性ダンサーのチャーミングなこと。吉田繭さんなんて素敵ですね。ずっと、見とれていました。
いや、もう一人の橋本由希子さんも、男性の西田健二さんも、勿論、巧いし、魅力満点です。
きょうは、ダンスが良かったですね。
それに、合唱。これも、女性など、ヘア・スタイルが宝塚男役風で、魅力ありました。迫力ある合唱と、ワルツの演奏が舞台一杯になると、ストーリーではなく、音楽で感涙しそうになります。
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100年ぶりに復活させた悲劇の〈兵庫之助〉吉右衛門、華麗な残酷さ〈お船〉芝雀。さらに、周囲にはマナーの良い高校生の団体がいて ~11月国立劇場・歌舞伎公演『神霊矢口渡(4幕)』で、歌舞伎の面白さを堪能しました
昨日までの雨も上がり、11月・国立劇場、歌舞伎公演『神霊矢口渡』を鑑賞しました。
〈通し狂言〉ですが、原作での3、4段目が骨格です。
富豪・三井元之助から依頼された、福内鬼外(平賀源内)の、この作品は、過去の名作のアイディア借用も多いせいか、いかにも、歌舞伎らしい作品です。
特に、1802年以降に加った段の、団十郎であてた、「頓兵衛新邸」は、やはり、見応えがあって、面白い。
国立劇場の歌舞伎は、「歌舞伎座」のような、〈みどり〉公演ではなく、今回のように、研究、復活した〈通し〉狂言が多く、役者の華には、少々欠けますが、「戯曲」そのもの、を味わえるのが特長です。
今回は、100年ぶりに復活した「由良兵庫之助新邸(しんやしき)」の、
・・新邸、とは、兵庫之助が、寝返ってから与えられた、新しい屋敷のことです・・
由良兵庫之助に扮した、二代目中村吉右衛門(播磨屋。1944ー)の、義太夫節とツケ打ちに合体したように演じられた、忠義の為に自分の子を殺した、悲劇のクライマックスが感動的でした。
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和気あいあい、で作った作品ではないのですね。作曲家・黛敏郎の生涯を辿り、三島由紀夫「金閣寺」作曲の核心に迫った講演会でした ~片山杜秀、音楽講座「黛敏郎と金閣寺」
はじめに、横道にそれますが、昨日、買った本です。
大岩道也 『ああ オペラ!』(秀作社出版)
~留学体験で得たオペラの真実
橋爪大三郎×佐藤優 『あぶない一神教』(小学館新書)
さて、秋晴れの7日(土)、神奈川県民ホール、6階・大会議室で、14時から、同ホール開館40周年記念オペラ「金閣寺」の関連企画、
音楽講座「黛敏郎と金閣寺」
を聴講しました。講師は、
片山杜秀(かたやま もりひで。1963ー)氏。
私が大感銘した、『未完のファシズム』などを書かれた、音楽評論家、思想史研究者で、慶応義塾大学法学部教授です。
学制服風の服で、華奢な秀才青年のようなムードで登場され、抱いていた、学者風と違いました。
席は、これも最前列で、氏が、話の核心になると、目を大きく開かれるクセまでわかります。
講義は、作曲家・黛敏郎(1929ー1997)の作品を聴きながら、東京音楽学校(今の「芸大」ですが、当時は、専門学校なので、予科など省いて入学できます。従って、黛の入学は、16歳です。)の・・、
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圧巻のネトレプコだけでなく、いろいろ楽しいMETライブでした ~オペラ『イル・トロヴァトーレ』に感動
まずは、雑談を幾つか・・。
よく、「ピーチク、パーチク・・と、うるさい」、と例えられますが、都会の我が家に来る小鳥も、すこぶる元気で、夜があけると、ピーチク、ピーチク。少しして、カラスの鳴き声で、どこかに避難するようですが。
次は、下世話の話ですが、このところ、我が家の2階洗面所から臭気がしました。建設会社に聞くと、どうも、原因は、2階は、ただでさえあまり使わないところに、延べ4週間の旅行で、全く使わなかったかららしく、言われたとうりに、せっせと何回も水を流しました。臭気は9割方消えましたが、留守で、水道代をトクした、などと考えたところが、どんでん返し、と相成りました。
3つ目。昨夜、新潮社のPR誌「波」を読んでいたら、塩野七生さんが、12月から、「ギリシア人の物語」を出版され始めることを知りました。「ローマ人」に続いて、いやー、よく勉強されていますね。
きょうは、楽しみにしていた
「MET(メトロポリタン歌劇場)ライブビューイング」の、10周年記念になる、
『イル・トロヴァトーレ』、
を鑑賞しました。10月3日のライブです。
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今は、あまり聞かなくなりましたが、「読書の秋」。わたしは、読書、読書、と、追われている毎日です。
12月に、この1年間で三度目の、雪深い、山形・肘折(ひじおり)温泉に行くために、防寒・防水ブーツを買って来ました。
昨年、宮城県・遠刈田(とうがった)温泉に行ったときに、長い間はいたブーツの底が壊れてしまったからです。
このところ、読書が続いています。
高齢者は、運動を、などと言いますが、そんな暇はありません。でも、書店を1時間以上歩きまわったり、オペラに行くのに早足で行っていますよ。あまり効果ないか・・。
ま、好きなことをして、感動もしていれば、認知症も先送り出来るかも。
それにしても、老後の楽しみに、読書、とか、一人で静かに読書生活、なんて、どうして出てこないのかなあ。
それに、世情、最近、ちょっと、認知症、認知症、と騒ぎすぎのようにも思いますねえ。
さて、読書。なにせ・・、
全3巻の、船戸余一 『蝦夷地別件』(新潮社文庫)
全9巻の、船戸余一 『満州国演義』(新潮社文庫)
全5巻の、荒このみ新訳・マーガレット・ミッチェル 『風と共に去りぬ』(岩波文庫)
を平行して読んでいるんですから。
しかも、よりによって、みな、500頁以上で、おまけに年寄り虐めの活字の小ささ。
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日記。「ねえ、神様って透明人間なの?」 ~孫の七五三詣をしました。
きょうは、「日記」です。写真は、ワン・クリックで大きく出来ます。
木枯らしも吹いた、秋晴れの25日(日)、東京、赤坂の日枝(ひえ)神社に、両家の祖父母もそろって、女の子と男の子の、孫の七五三のお参りをしました。 今年、学習院初等科1年生の、女の子の孫は、朝、早くから、ハツコ・エンドウ・ビューティースタジオで、50分位かけてヘアセットし、さらに、着付け。男の子も、凛々しい袴姿。
まず、それを、日本橋高島屋写真館で記念撮影。撮影がえらく入念。後半は、一族全員で撮影。
そして、赤坂の日枝(ひえ)神社にお参り、御祈祷(おはらい)。
孫曰く、「ねえ、神様って透明人間なの?」。
大勢一度にお祓いするので、出身地、名前などを呼ぶのに時間がかかり、うつらうつら・・とする子どもも。
紙垂(しで。祓い串。)は、和紙や麻ではなくて、金色の大きな厚紙で出来ていました。
女の子は、日枝神社の巫女さん衣装のリカちゃん人形、男の子は、日枝神社の御神紋付きのチョロQなどを記念品に戴き喜んでいました。
最後は、東急キャピトルの日本料理・水簾(すいれん)でステーキの会食、という次第でした。★