最新記事

災害

台湾南部でM6.4の地震、アパート崩壊123人救出

240人ほどが住んでいる17階建てアパートが崩壊、生き埋め多数か

2016年2月6日(土)11時14分

2月6日、台湾の台南近郊でM6.4の地震が発生した。写真は台南で被害を受けた建物で救出作業にあたる隊員ら。同日撮影(2016年 ロイター/Pichi Chuang)

 米地質調査所によると、6日未明、台湾南部の台南近郊でマグニチュード(M)6.4の地震が発生した。震源は台南の南東43キロ付近。震源の深さは10キロと、比較的浅かった。

 地元消防によると、台南の17階建てアパートが崩壊、現時点で123人が救出された。消防当局者は、アパートには60世帯が入居、240人ほどが住んでいる可能性があると指摘した。

 地元報道によると、複数の建造物が崩壊した。ただ、死者の情報は現時点で入っていない。

 台湾の中央気象局によると、最初の地震発生から約30分後、M3.8以上の余震が5回以上観測された。

 震源の浅さが、被害を拡大させた可能性も指摘されている。

 台南市政府の高官はロイターに対し、緊急対応チームを結成したなどと説明している。

 

[北京 25日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

訂正:〔アングル〕主要国のイールドカーブがフラット

ワールド

台南近郊でM6.4の地震、アパート崩壊123人救出

ビジネス

米失業率低下、経済の力強さを証明=オバマ大統領

ワールド

北朝鮮ミサイル発射は挑発行為、米中首脳が電話会談

MAGAZINE

特集:トランプの魔力

2016-2・ 9号(2/ 2発売)

米大統領選の共和党候補者レースで続くトランプの進撃。「暴言王」はなぜアメリカで支持を広げるのか

MOOK

ニューズウィーク日本版SPECIAL EDITION

STAR WARS

『フォースの覚醒』を導いた
スター・ウォーズの伝説

12.9 ON SALE!
購入者特典:表紙ポスタープレゼント

人気ランキング (ジャンル別)

  • 最新記事
  • コラム
  • ニュース速報
  1. 1

    日本人の知的好奇心は20歳ですでに老いている

    高等教育までに低下する知的好奇心は、20歳の時…

  2. 2

    原油暴落で縮小するロシア、北方領土もやがて重荷に?

    原油高騰が支えたGDPは今やメキシコ並みに。欧…

  3. 3

    アイオワ州党員集会 共和党は正常化、民主党は異常事態へ

    「トランプ惨敗」で共和党が正常化に向かう一方、…

  4. 4

    イギリス離脱を止められるか、EU「譲歩」案の中身

    イギリスの国民投票を間近に控え、キャメロン英首…

  5. 5

    北のミサイル VS.「日本最強」の情報機関

    今後2~3週間以内ともされる長距離弾道ミサイル…

  6. 6

    中国で記者が連続失踪と逮捕――背後にチョコレート少女の自殺と両会(議会)

  7. 7

    中国は今も囚人から臓器を摘出している?

    世界的な臓器不足に応えるため、そしていまいまし…

  8. 8

    パレスチナ人の一斉蜂起「インティファーダ」は防げるか

    一斉蜂起の回避に努めるアッバスに高まる反感 。…

  9. 9

    自衛隊イージス艦3隻展開、北ミサイルの迎撃態勢を本格化

    北朝鮮が国際機関に人工衛星打ち上げを通告したこ…

  10. 10

    ジカ熱、米ダラスで人から人への感染例を確認、経路は性的接触か

    WHOが感染経路などを確認しているものの、感染…

  1. 1

    日本海、エネルギーが熱い。メタンハイドレート、ロシアパイプラインの可能性

    日本海でエネルギーをめぐる新しい動きがある。メタ…

  2. 2

    美味しすぎてマズイ、ふるさと納税のカラクリ

    年末年始は帰省した? 久しぶりに懐かしい街をみて…

  3. 3

    「エンゲル係数急上昇!」が示す日本経済の意外な弱点

    〔ここに注目〕家計所得の推移 このところ家…

  4. 4

    マイナス金利で日本経済の何が変わるのか

    マイナス金利で日本経済の何が変わるのか──何も変…

  5. 5

    「核心」化する習近平

    政治的権威の強化急ぐ 今年の1月半ば以来、中国…

  6. 6

    「予備選」が導入できない日本政治の残念な現状

    アメリカは大統領選挙の年を迎えて、いよいよ予…

  7. 7

    同時多発テロ後のパリに持ち込まれた「自粛」の空気

    昨年春に刊行した著書『紋切型社会――言葉で固まる…

  8. 8

    栄華を誇った英スーパーの衰退

    わが家を購入したとき得したことの1つが、大手…

  9. 9

    「同一労働・同一賃金」はどうして難しいのか?

    同じ仕事をしたら同じ賃金をもらう、これは極め…

  10. 10

    現実味を帯びてきた、大統領選「ヒラリー対トランプ」の最悪シナリオ

    共和党に2カ月遅れて、民主党もようやく今週1…

  1. 1

    豪でジカ熱感染者2人、空港でウイルス保有の蚊を発見

    オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の保…

  2. 2

    焦点:日銀が得た多彩な緩和手段、マイナス金利決定の舞台裏

    日銀が切った「マイナス金利」のカードは、市場…

  3. 3

    ファミマとユニー、コンビニは「ファミリーマート」に一本化

    ファミリーマートとユニーグループ・ホールディ…

  4. 4

    武田薬品、ジカ熱ワクチン開発の可能性を検討=幹部

    武田薬品の幹部は3日、ジカ熱ワクチン開発の可…

  5. 5

    日産が93万台リコール、ボンネット開く恐れ

    日産自動車は29日、世界で、2013─15年…

  6. 6

    トヨタ、若年層向け「サイオン」段階的に縮小へ 近年は販売低迷

    トヨタ自動車は米国で展開する若年層向けブラン…

  7. 7

    米アイオワ州党員集会で共和クルーズ氏、民主クリントン氏が勝利

    米大統領選で民主・共和両党の候補指名争いの初…

  8. 8

    ジカ熱、米ダラスで人から人への感染例 経路は性的接触か

    米テキサス州ダラス郡で2日、ジカ熱が人から人…

  9. 9

    北朝鮮、ミサイル発射なら「大きな代償」 韓国が撤回要求

    韓国大統領府(青瓦台)は3日、北朝鮮が衛星打…

  10. 10

    北朝鮮、衛星打ち上げ計画を国連機関に通告

    北朝鮮は2日、国際海事機関(IMO)などの国…

フランス人と行く!四国お遍路
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

コラム

パックン(パトリック・ハーラン)

美味しすぎてマズイ、ふるさと納税のカラク

辣椒(ラージャオ、王立銘)

中国が忘れた「北風と太陽」の教訓

STORIES ARCHIVE

  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月