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日本のアニメやマンガを直接販売 バンコクに店舗2月6日 18時20分
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海外で人気が高まっている日本のアニメやマンガを直接現地で販売し、海賊版の被害をなくそうと、日本の大手出版社などが共同でタイの首都バンコクに初めての店舗をオープンさせました。
東南アジアでは日本のアニメやマンガの人気が高まっていますが、海賊版が広く出回っていて、日本の出版社などにとって販路拡大の妨げになっています。
このため、大手出版社などが出資する会社が正規の商品を直接現地で販売し、海賊版の被害をなくそうと、タイの首都バンコクに6日、初めての店舗をオープンさせました。
店には開店前から数百人の客が列を作り、カウントダウンが終わると一斉に中に入っていきました。店内には、およそ1万5000冊のマンガやアニメのDVDなどが並んでいて、値段は日本のおよそ1.5倍しますが、客は次々と買い求めていました。
女性客の1人は、「以前は日本に買いに行っていましたが、この店ができたことで本物を買いやすくなります」と話していました。
また、店を運営する会社の外川明宏社長は、「東南アジアは将来性を考え、必ずくいを打っていかないといけない地域だ。海賊版の問題などあるが、いろいろな人と協力してなくしていきたい」と話していました。
このため、大手出版社などが出資する会社が正規の商品を直接現地で販売し、海賊版の被害をなくそうと、タイの首都バンコクに6日、初めての店舗をオープンさせました。
店には開店前から数百人の客が列を作り、カウントダウンが終わると一斉に中に入っていきました。店内には、およそ1万5000冊のマンガやアニメのDVDなどが並んでいて、値段は日本のおよそ1.5倍しますが、客は次々と買い求めていました。
女性客の1人は、「以前は日本に買いに行っていましたが、この店ができたことで本物を買いやすくなります」と話していました。
また、店を運営する会社の外川明宏社長は、「東南アジアは将来性を考え、必ずくいを打っていかないといけない地域だ。海賊版の問題などあるが、いろいろな人と協力してなくしていきたい」と話していました。
海賊版の売り上げ 正規品の2倍以上か
タイでの日本のマンガや関連グッズなどの売り上げは、日本円にして年間50億円以上ありますが、海賊版の売り上げはその2倍の100億円以上に上るとみられます。
タイには海賊版のマンガが無料で見られる複数のホームページがあって、正規の出版社がホームページの管理者に削除を求めても、別のホームページが新たにできるなど、効果的な取締りができていません。
店を運営する会社の外川明宏社長は、「日本で発売されたマンガがその日に翻訳されて出回る場合もあり、現地の出版社は相当な痛手を受けている。ここをなんとかしないと今後の展開は厳しい」と話していました。
この会社では現地の出版社と協力し、海賊版のマンガを掲載するホームページへの監視を強め、警察への通報を増やすことで被害を撲滅しようとしています。
タイには海賊版のマンガが無料で見られる複数のホームページがあって、正規の出版社がホームページの管理者に削除を求めても、別のホームページが新たにできるなど、効果的な取締りができていません。
店を運営する会社の外川明宏社長は、「日本で発売されたマンガがその日に翻訳されて出回る場合もあり、現地の出版社は相当な痛手を受けている。ここをなんとかしないと今後の展開は厳しい」と話していました。
この会社では現地の出版社と協力し、海賊版のマンガを掲載するホームページへの監視を強め、警察への通報を増やすことで被害を撲滅しようとしています。