清原容疑者 密売人から覚醒剤を直接購入か

2月6日 18時25分

元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚醒剤を所持していたとして逮捕された事件で、清原容疑者の行動などから密売人から直接覚醒剤を購入していたとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、押収した携帯電話を解析するなどして入手先の特定を進めています。

この事件は、元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者（４８）が、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたものです。
警視庁によりますと、調べに対し清原容疑者は覚醒剤の所持の容疑を認め、使用についても認める供述をしているということです。
警視庁は覚醒剤の入手ルートを調べていますが、清原容疑者の行動などから、インターネットを使った取り引きではなく、密売人から直接購入していたとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。
これまでの調べで、清原容疑者は群馬県や栃木県を訪れたあとホテルに立ち寄り、自宅に帰ることを繰り返していて、警視庁は覚醒剤の入手後にホテルや自宅で使用していたとみています。
警視庁は、携帯電話で密売人と連絡を取るなどしていた可能性があるとみて、通話記録を解析し入手先の特定を進めています。