投資家から「自立する」投資家へ~企業の真のPERを知り、それに打ち勝つ自分をつくる~
山本 潤
わかりやすくうまくまとまっている本かと思って期待していたが、ちょっと期待していた内容とは違っていた。読み手を選ぶ本かもしれない。
確かに内容的には初心者向けにわかりやすくも思えるが、浅すぎて広すぎるので、言いたいことがぼやけている。全体的にどこが特に強調したいところなのかわからない。知っていることを全部書いているような感じで、ポイントがわからない。メールマガジンを発行しているらしいが、結局そのネタの寄せ集めなのではないか?
語り口に統一感がないのもそのせいか?と思えてしまう。あるときは読者に向かって「そこがあなたのすごいところです」とか急に暗示を掛けだしたりして、そういうところは個人的にはなじめなかった。
定量分析の方法がいくつか紹介されているが、あえて参考になったところを挙げるとすれば、定性的な考え方のほうかもしれない。ただし、あまり手法を使ってみようとは思えない。具体的な企業の定性分析はあまりあてにならない印象だ。とにかく客観的なデータに乏しい。
それと誤植が多い。あまりに記述ミスが多すぎる。それがこの本をちょっとチープな感じに貶めている。はっきり言うと記述の信頼性に不安を感じるほどミスが多い。その割りに値段は割高。ページのヴォリュームは多いがバリューはない。
久々にはずしたかな。図書館で斜め読みでよかった。本書の記述によれば、著者本人も年間数百冊読むが斜め読みらしい。その部分を読んだおかげで私も悟った。そこから先はざっと斜め読みで済ませた。皮肉なことにその部分がもっとも得るものがあったかも。
語り口に統一感がないのもそのせいか?と思えてしまう。あるときは読者に向かって「そこがあなたのすごいところです」とか急に暗示を掛けだしたりして、そういうところは個人的にはなじめなかった。
定量分析の方法がいくつか紹介されているが、あえて参考になったところを挙げるとすれば、定性的な考え方のほうかもしれない。ただし、あまり手法を使ってみようとは思えない。具体的な企業の定性分析はあまりあてにならない印象だ。とにかく客観的なデータに乏しい。
それと誤植が多い。あまりに記述ミスが多すぎる。それがこの本をちょっとチープな感じに貶めている。はっきり言うと記述の信頼性に不安を感じるほどミスが多い。その割りに値段は割高。ページのヴォリュームは多いがバリューはない。
久々にはずしたかな。図書館で斜め読みでよかった。本書の記述によれば、著者本人も年間数百冊読むが斜め読みらしい。その部分を読んだおかげで私も悟った。そこから先はざっと斜め読みで済ませた。皮肉なことにその部分がもっとも得るものがあったかも。
- 2011.12.31 Saturday 09:52
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