先日、たまたまテレビで、狂言師の野村万作さん、萬斎さん、裕基さんの親子3代のドキュメンタリー番組を見ました。
万作さんの舞は、本当に素晴らしくて、引き込まれてしまいます。
萬斎さんが、「型があるにもかかわらず、それを感じさせない。役になりきる」と仰っていました。
あぁ、フラが目指すところもそうなんだなぁ、と思いました。
フラには、「型」がありますよね。この位置に手を出すとか、この時はこういうステップでとか、決まっていますね。
その決まりの中で、いかに自分が役になりきり、それを表現するか、という、無形のものが大事なんだと思うんです。
裕基さんが、お祖父さんは大きい、と表現していましたけど、フラもそうですよね。
素敵な人は、踊りが大きく見えます。
大きいというのは、振り付けの範囲以上に大きいのではなく、その表現しているものが大きいのだと思うのです。
こればかりは、伝わるけど、教えられないものかもしれない、と思っています。
萬斎さんが、裕基さんにピッタリと寄り添って、こうやるんだ、と稽古をつけている姿を見て、こうやって学んでいるんだなぁ、フラも同じだなぁ、としみじみと見てしまいました。
上手な人に隣で踊ってもらうことほど、練習になる事はありません。
でも、基本は型ありきなのです。
型が出来ていないのに、表現だけ磨いても、それは自分勝手な踊りになってしまいます。
基本が出来て、その上での表現なので、表現だけを真似るというのは、フラを知らない人が、くねくね踊るのと変わらないことだと思っています。
自分が踊るものがフラらしきもので終わっちゃうかどうかは、実は、型が出来ているかどうかにかかっているのではないか?と思います。
その上で、表現していくことが大事かなと。
型までは、しっかり習う事が大事で、型以上のことは、真似ることからかな、と思います。
ハレ・オハナのフラ・レッスンでは、型にはうるさいです。出来るようになるまで、ステップしか練習しないこともあります。手を出す位置がおかしかったら、それだけ練習することもあります。
その代わり、型が出来ると、その上の真似も上手になるので、表現はいつの間にか実力がついて、上手くなっていってます。
もちろん、私も何回も一緒に踊って、皆さんが感じを掴むまで、納得するまで繰り返し練習します。まさにお稽古状態。
それが、皆さんの上達につながると信じて、自分も磨きながら、レッスンをしています。
いつか、群舞でも、大きな踊りが出来る日を目指しています。
その日まで、もうちょっと勉強の日々です。
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フラだけでなく、他の伝統芸能に携わる人の話も、とても参考になりますね。
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