薬の話じゃないですよ(笑)
賢い選択はつまらない
そもそも賢い選択をしようと思うときってどんな時でしょう。選択肢ABCがあったとして、AはBに比べて確実、CはABに比べてやる価値がある、Bは一番楽、よしじゃあCが正しいに違いない。みたいな感じでしょうか。でも、これって何か息切れしそうな予感がしませんか? 理由は単純で、人は賢い選択をしようする時、選択そのものが与える高揚感を軽視しがちだからです。本当はもっとシンプルに、ワクワクすることをやったほうがいいはずです。
やりたいことをやる
僕が思うに、選択肢が限られている時ほど、むしろ賢さは後回しにしたほうがいいです。もちろん結果的に理にかなっていれば一番いいですが、選択肢が少なく状況が膠着している場合、ブレイクスルーを起こす手段は「非常識だが合理的な手段」で風穴を空けるか「強引だが支持される手段」で力押しするぐらいしかない場合がほとんどだからです。どちらも賢くは見えないですよね。でも結果は出そうな雰囲気があります。
直感は知っている
AIには無い人間固有の能力に、俯瞰的な全体像から直観的に自分に関係する物事を拾い上げる、というものがあります。通常それは、複雑な物事の渦中において、引っ掛かりや違和感といった形で認識されます。スポーツの時に、「今だ!」と思ったときにはすでに体が動いていた、という感覚も近いかもしれません。それこそがブレイクスルーの手がかりで、もし自分の求めることと目の前の物事がぴったり一致すれば、過去から未来に向かって一本の弦が張られ、それがつま弾かれたような高揚を覚えると思います。
ちなみにこの能力(?)は、理由はわかりませんが、ちょっと腹が減ってるときに冴える傾向にあります。先祖がマンモスを追うときにでも使ってたのかもしれませんね。この先に必ずマンモスがいるぞ、ニオイがする、と(笑)。
それではまた。