海外で大人気!日本の「習慣」や「感覚の違い」を説明するアメリカ人YouTuberがおもしろい
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Jun&Rachelのアカウント名でYoutubeに投稿しているアメリカ人女性のトークが人気で、動画はどれも10万回から20万回再生されている。
外国人の「生の声」を伝える
動画に登場しているのはRachelさんとSharlyさん。
2人が最近投稿した「マイクロ・アグレッション」をテーマにした投稿では「コンビニで割り箸でなくフォークを入れられる」、「空港や観光地では英語で話しかけられる」、「日本語を話すと“日本語上手ですね”と言われる」といった経験を話している。
これらは日本人にとっては善意でも、相手にとっては失礼になる可能性がある。こうした現象は「マイクロ・アグレッション」と呼ばれる。
だが、Rachelさんたちはそれを批判するわけではなく、日本人の行動に理解を示し、フォローしているのでこちらも穏やかな気持ちで動画を見ていられる。
この他にも「どうして日本人は愛してると言わないの?」、「日本に関する3つの誤解」など、外国人向けに日本の習慣や感覚の違いを説明した動画を多数投稿している。
外国人が日本に来て感じることや生活習慣に関する生の声は、語学を勉強しても簡単につかめるものではない。
日本で生活しているからこそわかる点を軽快に話している点が人気を呼んでいる。
Rachelさんの動画はほとんど英語で話した内容が投稿されているが、大学で日本語を学んでいた経験もあり、自己評価では「中級」だという。
長い時間をかけて日本語を学習していることも、Rachelさんの動画に活かされているのかもしれない。
Rachelさん(右)と、Sharlaさんの動画はこちら。
投稿のきっかけは夫との「遠距離別居」
これだけ積極的に動画を投稿している理由を、Rachelさんに聞いてみた。
――動画投稿を始めたきっかけや理由は何ですか?
以前は仕事の関係で、夫と遠距離で暮らしていました。近くに感じられるように、何かをやりたいと思ったのがきっかけです。
また、私は話すのがすごく下手だったので改善したいということと、動画の撮影や編集といったクリエイティブな作業が好きなので、チャレンジしてみたかったんです。
――実際に動画を投稿するようになって、生活に変化はありましたか。
人と人のつながりを感じられるようになりましたし、様々な経験・体験ができたり、旅行の機会も増えました。動画を通じてたくさんの人と知り合うこともできました。
YouTubeを始めた時は、夫と離れて生活していたので辛く、プライベートでも憂鬱になる日がありました。
でも、そんな時でもYouTubeの動画を通して世界中の人たちから返信が来るようになったので、当時はそれがすごく助かりました。
――困ったことはありませんでしたか。
ちょっと厳しいと思うコメントも、その人の思った事が素直にそのまま書かれている場合が多いので、私自身のためになる事もあります。
そういう場合はアドバイスとして、素直に受け入れるようにすることもあります。
――これからはどんな動画を投稿していく予定ですか?
今までは、私と同じように日本に興味にある外国人視聴者のために日本の文化や、私と(夫の)Junの日本での生活にフォーカスしていたので、英語で投稿していました。
日本語での動画も投稿していきたいと思っています。
――ありがとうございました。
動画への字幕は、日本人の夫であるJunさんがつけているそうだ。
Junさんもたびたび動画に登場し、英語の学習方法について語る等も投稿もしている。
2人の動画は、異文化を知りたい、英語のスキルをあげたいと思っている人にもおすすめだ。
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