<仙台中2自殺>全校アンケートの方針説明
仙台市泉区の市立中2年の男子生徒(14)が自殺したことを受け、男子生徒が通っていた学校で5日夜、臨時の保護者会が開かれた。校長が事実経過を報告し、男子生徒の学校生活の様子を調べる全校アンケートを近く実施すると説明した。
310人が出席した。終了後、取材に応じた校長によると、質疑応答では、男子生徒が部活の後輩に自転車のハンドルを曲げられるいたずらを受けたことに関する質問があった。校長は「本人同士で解決させたいという保護者の要望もあり、いじめとは認識していない」と答えたという。
保護者会は約1時間半で終了した。出席した主婦(41)は「子どもたちは不安を抱えている。早急に調査し、真実を明らかにしてほしい」と話した。
校長は「保護者の関心は高く、特に子どもたちの心のケアを心配している様子だった」と語った。
2016年02月06日土曜日