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歯科医師が診療報酬詐取か 十数人取り調べ2月6日 10時44分
接骨院での療養費をだまし取ったとして、去年、暴力団組長らが逮捕された事件で、ほかにも千葉県の歯科医師が患者の治療回数を水増しするなどうその請求を繰り返し、診療報酬をだまし取った疑いがあるとして、警視庁は歯科医師ら十数人の取り調べを始めました。まもなく詐欺の疑いで逮捕する方針です。
この事件は、住吉会系の暴力団組長、三戸慶太郎被告(50)らが、東京・杉並区にあった接骨院で施術をしたとうその請求を繰り返し、自治体などから療養費をだまし取ったとして、去年11月、詐欺の疑いで逮捕・起訴されたものです。
警視庁が捜査を進めた結果、ほかにも、千葉県船橋市にあった歯科医院の元院長で58歳の歯科医師が、患者の治療回数を水増しするなどうその請求を繰り返し、自治体から診療報酬をだまし取った疑いがあるとして、警視庁は詐欺の疑いで歯科医師ら十数人の取り調べを始めました。
診療報酬は、医師が「レセプト」と呼ばれる診療報酬明細書に患者の名前や治療の内容などを記入して、自治体などに請求するものです。これまでの調べで、元院長らは三戸組長らを通じて、うその請求で使う健康保険証の名義人を集めていたとみられています。
警視庁は、まもなく詐欺の疑いで元院長らを逮捕する方針で、だまし取った診療報酬が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて調べることにしています。
警視庁が捜査を進めた結果、ほかにも、千葉県船橋市にあった歯科医院の元院長で58歳の歯科医師が、患者の治療回数を水増しするなどうその請求を繰り返し、自治体から診療報酬をだまし取った疑いがあるとして、警視庁は詐欺の疑いで歯科医師ら十数人の取り調べを始めました。
診療報酬は、医師が「レセプト」と呼ばれる診療報酬明細書に患者の名前や治療の内容などを記入して、自治体などに請求するものです。これまでの調べで、元院長らは三戸組長らを通じて、うその請求で使う健康保険証の名義人を集めていたとみられています。
警視庁は、まもなく詐欺の疑いで元院長らを逮捕する方針で、だまし取った診療報酬が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて調べることにしています。