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リオのカーニバル開幕 ジカ熱感染拡大防止も2月6日 6時00分
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南米ブラジルで「リオのカーニバル」が開幕し、サンバのリズムが響き渡る一方、市当局がジカ熱の感染に注意するよう観光客に呼びかけました。
「リオのカーニバル」は毎年、真夏のブラジルで開かれる世界最大規模のカーニバルで、5日、リオデジャネイロ市内で開幕式が行われました。
式では、「カーニバルの王様」役のダンサーがパエス市長から、街を開放することを意味する大きな鍵を受け取って掲げ、カーニバルの開幕を宣言しました。そして、サンバのリズムに合わせて踊りを披露し、雰囲気を盛り上げました。
一方、パエス市長はスピーチでジカ熱の感染拡大に触れ、「私たちは蚊の存在を忘れてはいけない。新たな病気に対抗するには皆さんの協力が必要だ」と述べて、ジカ熱を媒介する蚊に注意するよう観光客に呼びかけました。
リオのカーニバルは今月7日から始まる豪華けんらんなパレードで最高潮を迎えますが、連日7万人もの観光客が訪れるなか、ジカ熱の感染拡大を防ぐことが課題となっています。
カーニバルを見に来たという日本人女性は「ジカ熱が怖いので、日本から虫よけのスプレーを持ってきて使用しています」と話していました。
式では、「カーニバルの王様」役のダンサーがパエス市長から、街を開放することを意味する大きな鍵を受け取って掲げ、カーニバルの開幕を宣言しました。そして、サンバのリズムに合わせて踊りを披露し、雰囲気を盛り上げました。
一方、パエス市長はスピーチでジカ熱の感染拡大に触れ、「私たちは蚊の存在を忘れてはいけない。新たな病気に対抗するには皆さんの協力が必要だ」と述べて、ジカ熱を媒介する蚊に注意するよう観光客に呼びかけました。
リオのカーニバルは今月7日から始まる豪華けんらんなパレードで最高潮を迎えますが、連日7万人もの観光客が訪れるなか、ジカ熱の感染拡大を防ぐことが課題となっています。
カーニバルを見に来たという日本人女性は「ジカ熱が怖いので、日本から虫よけのスプレーを持ってきて使用しています」と話していました。
ジカ熱対策あの手この手 軍も派遣へ
ジカ熱の感染拡大を受け、ブラジルのルセフ大統領は3日夜、緊急のテレビ演説を行い、ジカ熱を媒介する蚊をできるだけ繁殖させないよう国民に呼びかけました。
そして、今月13日から、ブラジル全土に軍から22万人を派遣し、蚊が繁殖する場となる水たまりをなくす対策を行うことにしています。
また、大統領府や保健省など政府関係のホームページを開くと、画面上を蚊のイラストが飛び回るような仕掛けがしてあり、その蚊にカーソルを合わせてクリックすると、「蚊を殺すだけではダメ。繁殖を抑えなければ」というメッセージが出るなど、この問題への関心を高めるために、あの手この手の取り組みを行っています。
そして、今月13日から、ブラジル全土に軍から22万人を派遣し、蚊が繁殖する場となる水たまりをなくす対策を行うことにしています。
また、大統領府や保健省など政府関係のホームページを開くと、画面上を蚊のイラストが飛び回るような仕掛けがしてあり、その蚊にカーソルを合わせてクリックすると、「蚊を殺すだけではダメ。繁殖を抑えなければ」というメッセージが出るなど、この問題への関心を高めるために、あの手この手の取り組みを行っています。