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兵庫・赤穂市の夫婦殺害 同居の19歳息子逮捕

少年の逮捕について発表する大松光寿・兵庫県警捜査1課長(左)ら=兵庫県赤穂市の赤穂署で2016年2月6日午前7時6分、五十嵐朋子撮影

 兵庫県赤穂市の民家で5日午後、住人の男性(69)と妻(64)が殺害されているのが見つかった事件で、県警赤穂署捜査本部は6日、同居する息子(19)が関与した疑いが強まったとして、殺人容疑で逮捕した。「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めており、動機や詳しい状況を調べる。

     逮捕容疑は3日午後3時ごろから5日午後1時25分ごろの間に、自宅内で2人を何らかの方法で殺害したとしている。

     捜査本部によると2人は居間で倒れており、男性は頭、妻は首や背中などに刃物で切ったり刺したりした傷が数カ所ずつあった。息子は「凶器で頭部などを殴打した」と供述しているという。

     息子は会社員で、5日午後1時25分ごろ、自ら110番通報。当初は「仕事から帰宅し、倒れている2人を見つけた」と説明したが、外部から侵入した形跡がなく、詳しく事情を聴いていた。

     息子は本来は夫婦の娘の子どもで、数年前に養子になって3人で暮らしていた。

    【矢澤秀範、川畑展之】

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