ほぼ日手帳ユーザーなのですが、モレスキンも大好きなので毎日2冊持ち歩いています。そのため、1日1ページ構成のほぼ日手帳「 オリジナル」だと書くことがなくなり、空白のページが続くことに耐えられなくなって挫折。
最近3年間はスケジュール管理を「ほぼ日手帳WEEKS」という1週間見開き1ページの手帳で行い、雑記はモレスキンという棲み分けをして、これがうまく機能していたんですね。
せっかくいい感じに使い分けができているので、当分はこのスタイルを堅持するつもりだったのですが、ほぼ日手帳2016 spring(4月はじまり版)の限定カバーに心惹かれるものがありまして「オリジナル」に戻るか、「WEEKS」を使い続けるか割と真剣に悩みました。
これが現在使っているほぼ日手帳「WEEKS」。ウォレットサイズでとても使いやすい手帳です。FOOTANというブランドの本革カバーをつけて使っています。
こういうふうに見開きが1週間分のスペースになっています。これが僕にとってはスケジュール管理に特化するのにちょうどいい感じなんです。
でも、その使いやすさを捨ててもこの岡本太郎の作品を使ったカバーの「オリジナル」を使いたい衝動が。
まさに「芸術は爆発だ!」なのです。あれ?古くてわからないかな。
現物が触れるLOFTに発売当日の開店直後に出かけて行って、実物を前にして優しく触ったり舐めるように見つめたりして悩みました。
悩んでる… pic.twitter.com/TZLoRETzOI
— kun_maa(หมา) (@kun_maa) February 1, 2016
「太陽の塔」をモチーフにしたシルバーに輝くカバーも魅力的だったのですが、金額的に普通の「オリジナル」の約2倍というハードルの高さに加え、素材のポリウレタンが手帳として使い倒すにはけっこう傷つきやすい感じがしたのと、以前同じ素材のシルバーの生地を使ったバッグの仕切りに、パンフレットやビニールが張り付いて汚らしくなったのを思い出してしまい、少し熱が冷めました。
やっぱり実物を触るのって大事。
よく見ると商品説明にも次のような注意書きがありました。
- ビニール製品が密着しないようご注意ください
- 新聞や雑誌などの印刷物と密着しないようご注意ください
- 傷がつきやすいです
- 指紋がつきやすいです
そこで断然魅力を増したのが「明日の神話」です。
金額的にも普通の「オリジナル」より1,000円程度高いだけですし、素材はポリエステルなので若干安っぽく見えるという欠点はあるものの「太陽の塔」のカバーのような欠点はありません。
見た目もかなりのインパクト。
それもそのはず。「明日の神話」は原爆の炸裂する瞬間を描いた岡本太郎最大の壁画。
一応、深呼吸をして冷静になり、他のカバーや「WEEKS」の気になる商品も手に取ったり撫でてみたりしたのですが、やっぱり視界のどこかに必ず入り込む「明日の神話」の誘惑には勝てません。
基本的に自分の欲望に従うことをモットーにしていますので、スッゲー悩んだとか言っても10分も考えちゃいません。
使い方をどうするのかという最大の問題は放置したまま、「オリジナル」に戻ることにし、もちろん「明日の神話」を購入しました。
やっぱり自分が気に入ったものを手にするのは気分がいいですね。
それにしても見れば見るほど強烈です。
思考が刺激されて、1日1ページ構成の「オリジナル」もバリバリ使いこなせそうな気がしてきます。たぶん脳内に噴き出してるアドレナリンのせい。
カバーの裏側が真っ赤というのも相当刺激的。牛もツノを振り乱して暴走するレベル。
中身の手帳は普通の「オリジナル」なので、いたってシンプルです。当たり前か。
カバー装着!久しぶりだからうまく着けるのに手間取ったよ。まあ、1回着ければ来年まで外さないから装着に慣れる意味はないんだけどね。
今使っている「WEEKS」と比べてみました。
1日1ページといっても文庫サイズだし、厚み以外はそれほど大きさが違うわけではありません。一長一短。太いのが好きか長いのが好きかって程度のことです。
バタフライストッパーにLAMYのボールペンを差してみました。早く使いたくて血が騒ぐなあ。
4月はじまりとはいえ、月間カレンダーだけは2016年2月からはじまってますからその気になればすぐにでも使えます。かなり無理やりだけど。
でもちゃんと誘惑に耐えて「WEEKS」が成仏できるように最後まで面倒をみています。
興奮しているのはきっと今のうちだけで、この1日1ページという構成に書くことがなくて思い悩むんじゃないかなあなんて予感はもちろんあります。
ただ、僕の仕事って今の職位だと長くても3年で異動なんですね。
だから現在の職場に3年目の僕は、今年の4月には確実に職場や仕事が変わるわけで、ひょっとして今よりもかなり忙しくなったりするんじゃないかと心配しているところなのです。
そうしたら、1日1ページだって仕事の事だけで十分使ってしまい、逆にページが足りないんじゃないかってことにもなりかねないんで、今から白紙のページが続くんじゃないかって心配してもしょうがないよねって話ですわ。
そんな無駄な心配よりも岡本太郎の作品をモチーフにした手帳を味わい尽くそう。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2016 This is my LIFE.
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