ようこそのお運びで。
いつもイイネ！やコメントしてくださる心優しい方、イイネ！だけの方、
はたまた、
クリップだけの方、そして素通りの方と、どちら様も厚く御礼申し上げます。
昔、国語の教師が「本を読まないヤツはバカだ。」と言っていた。
私はてっきり、本を読まないとバカになる。という意味だと思っていた。
でも、それは違った。
先生は、いろいろな知識・豊かな心を得られる本を読まないのは損をしている。
目の前に本があって、それをみすみす見逃してしまうのはバカげてる。
と言いたかったのだろう。
確かに、本を読むと自分のしらないことがたくさんあり、それを知ることによって
世界もひろがる。
人生も楽しくなるよ。
やはり、本を読まないのはバカだと思うよ。先生。
先生が言いたかったこと、やっと分かった。
この本には、たくさんある書物の中の印象的な一文だけが収められている。
一文だけを読んで、その本が読みたくなってくる。
私の知らない本。
心を揺り動かしてくれる言葉たちの一部を書き出してみました。
どの言葉に心を動かされますか？
そして、これからの人生、その言葉によってどんな風に生きていきますか？
以下、「ことばの競演」より抜粋
『苦しみは人間を強くするか、それともうち砕くかである。その人が自分の
うちに持っている素質に応じて、どちらかになる。』
（ヒルティ 「幸福論」）
『議論なんか、いくらしたって物事がはかどるもんじゃありません。行うべし、
言うべからずですよ。』
（モリエール 「ドン・ジュアン」）
『あたかもよくすごした一日が安らかな眠りを与えるように、よく用いられた
一生は安やかな死を与える。』
（「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記・上」）
『もっとも長生きした人とは、もっとも多くの歳月を生きた人ではなく、
もっともよく人生を体験した人だ。』
（ショウペンハウエル「読書について 他二篇」）
『議論するだけなら議員は大勢いる。実行が問題になるとだれもいなくなる。』
（ラ・フォンテーヌ「寓話・上」）
『酒を飲め、こう悲しみの多い人生は眠るか酔うかしてすごしたがよかろう！』
（オマル・ハイヤーム「ルバイヤート」）
『仕事が楽しみなら、人生は極楽だ！仕事が義務なら人生は、地獄だ！』
（ゴーリキイ「どん底」）
『目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むもの
でも、すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生
きとし生けるものは、幸せであれ。』
（「ブッダのことば」）