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テロで延期の「パリ駅弁」来月開店 JR東グループ、リヨン駅に
JR東日本と子会社の日本レストランエンタプライズ(NRE)は5日、パリ・リヨン駅に3月1日から2カ月間、駅弁の売店を出店すると発表した。フランス国鉄の駅で日本の駅弁が販売されるのは初めて。当初は昨年12月に開店予定だったが、11月の同時多発テロをうけ延期していた。
商品は幕の内弁当や、ご当地食材のシャロレー牛をすき焼き風にした「パリ・リヨン弁当」など5種。フランスの日本食専門業者で食材を調達し、レストランで調理する。また、パネル展示で130年以上の歴史を持つ日本の駅弁文化を紹介する。
NREは過去にシンガポールや台湾にイベント出店しているが、外国での長期にわたる販売は今回が初。「反応を見ながら、海外展開の可能性を模索したい」(広報)としている。
リヨン弁当は、近く東京駅でも記念販売する予定。