社会

ペンション放火裁判 主犯格の女が無罪主張
(静岡県)
2013年、西伊豆町で火災保険金をだまし取る目的でペンションに放火したとされる事件で、ペンションの実質的経営者で主犯格とされる女の初公判が5日開かれ、女は起訴内容を否認した。初公判を受けたのは、韓国国籍で東京都江戸川区の高福子被告(65)。起訴状などによると、高被告は、現在公判中の金慶浩被告らに報酬1500万円で放火を依頼し、2013年9月と10月、自身が実質的に経営する西伊豆町のペンションに放火し全焼させた罪に問われている。初公判で高被告は「私は燃やせと指示していない、一切関わっていない」と、起訴内容を全面的に否認し、無罪を主張した。これに対し検察側は、1度目の犯行は、ぼや程度に終わったため火災保険金がおりず、再度犯行に及んだと指摘。今後、金被告の供述などから、共謀関係を証明していく考えを示している。
[ 2/5 21:05 静岡第一テレビ]