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女性の健診記録を収集 岐阜県職員を不正アクセス容疑で追送検

 勤務していた病院で女性職員の健康診断の記録を複製して収集したとして、神奈川県警サイバー犯罪対策課などは5日、不正アクセス禁止法違反と岐阜県個人情報保護条例違反の疑いで、岐阜市則武東4、同県職員河野明仁容疑者(46)=同法、同条例違反容疑で逮捕=を追送検した。

 追送検容疑では、2013年8月、岐阜県総合医療センターのパソコンから女性職員約20人分の健康診断記録に接続して複製して収集したほか、県職員やアイドルら20人のパスワードを推測し、大手検索サイト「ヤフー」などのアカウントに不正アクセスしたとされる。

 同課によると、「女性職員の体重などに興味があった」と容疑を認めている。女性の医師や看護師ら約700人分の健康診断の記録を所持。11〜14年に同センター総務課に勤めており、職員の個人情報にアクセスできたという。

 河野容疑者は1月、芸能人らの「ヤフー」のアカウントに不正アクセスしたり、岐阜県職員のデータを収集したとして同法違反などで逮捕されていた。

(中日新聞)

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