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 自民党は5日、夏の参院選比例区に擁立する公認候補をネットで公募したところ、1月末の締め切りまでに458人の応募があったと発表した。今後、選考を重ね、最終選考に残った約10人で公開討論などを行い、ネット投票で少なくとも1人を候補者として決めるという。

 党によると、地方議員や公務員、医療・IT関係者などから応募があったという。平均年齢は45・8歳で、女性の比率は17%だった。書類選考や面接で約10人に絞り込み、3月12日に公表する。街頭演説や公開討論を行い、4月1日~5月9日にネットで投票する。参院選時点で18歳以上になる一般の有権者も、事前登録すれば投票できる。

 平井卓也選挙対策副委員長は「ネット公募は、政治に新しい風を吹き込むのに効果があった」と話している。