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日弁連の新会長に大阪弁護士会元会長の中本和洋氏2月5日 21時25分
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日弁連=日本弁護士連合会の新しい会長に大阪弁護士会の元会長の中本和洋弁護士が選ばれ、「憲法改正の議論について国民に情報提供し、人権侵害につながるような改正には反対しなければならない」と述べました。
任期満了に伴う日弁連の会長選挙には、大阪弁護士会の中本和洋弁護士と東京弁護士会の高山俊吉弁護士の2人が立候補し、投票の結果、中本氏が新しい会長に選ばれました。
中本氏は広島県出身の69歳で、昭和56年に弁護士となり、大阪弁護士会の会長などを務めました。中本氏は会見を開き、憲法改正の議論について、「改正の動きが、どのような意味を持つのか国民に情報提供し、人権侵害につながるような案には反対しなければならない」と述べました。
また、認知症などの人に代わって財産を管理する成年後見人に選ばれた弁護士が、預かった金を横領する事件が相次いでいることについて、「横領した弁護士が返済できない場合は、日弁連が何らかのかたちで被害を弁償することも必要だ」と述べ、被害者への給付金など日弁連としての対応を検討する考えを明らかにしました。中本氏の任期は、ことし4月から2年間です。
中本氏は広島県出身の69歳で、昭和56年に弁護士となり、大阪弁護士会の会長などを務めました。中本氏は会見を開き、憲法改正の議論について、「改正の動きが、どのような意味を持つのか国民に情報提供し、人権侵害につながるような案には反対しなければならない」と述べました。
また、認知症などの人に代わって財産を管理する成年後見人に選ばれた弁護士が、預かった金を横領する事件が相次いでいることについて、「横領した弁護士が返済できない場合は、日弁連が何らかのかたちで被害を弁償することも必要だ」と述べ、被害者への給付金など日弁連としての対応を検討する考えを明らかにしました。中本氏の任期は、ことし4月から2年間です。