マンハッタン 大型クレーン倒れ１人死亡３人けが

2月6日 4時43分

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アメリカ、ニューヨーク中心部のマンハッタンの路上で、日本時間の５日夜、高さ１００メートルを超える大型のクレーンが倒れ、地元の警察によりますと、下敷きになった１人が死亡、３人がけがをしました。

ニューヨーク市警察などによりますと、現地時間の５日午前８時半ごろ（日本時間の５日午後１０時半ごろ）、ニューヨーク中心部、マンハッタンの路上で、高さ１００メートルを超える大型のクレーンが倒れました。
この事故で、駐車していた数台の車が倒れたクレーンの下敷きになり、このうちの１台に乗っていた１人が死亡したほか、３人ががれきに当たるなどしてけがをして病院で手当てを受けています。
ニューヨーク市によりますと、このクレーンは近くのビルの屋上にある発電機を取り替える工事のため、１週間ほど前から設置されていました。５日朝は風が強かったことから、工事を行わずにクレーンを収納する作業をしていて、周辺の道路の通行を制限していたということです。
事故を目撃したという女性は「クレーンの下で何か作業が行われていましたが、ひっくり返りました。ビルよりも高いクレーンだったので、本当に恐ろしかったです」と話していました。また、付近にいたという男性は「何かが風を切る音が聞こえ、直後に『どん』という大きな音がした」と話していました。
警察や市は、クレーンの運転士などから当時の状況を詳しく聴くなどして、事故の原因を調べています。