清原容疑者 逮捕直前にホテルでも覚醒剤使用か

2月6日 5時02分

元プロ野球選手の清原和博容疑者（４８）が覚醒剤を所持していたとして逮捕された事件で、逮捕直前に滞在していたホテルの遺留物からも覚醒剤の成分が検出されていたことが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、自宅やホテルなどでも繰り返し覚醒剤を使っていたとみて調べています。

この事件は、元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者が、今月２日、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたものです。
警視庁によりますと、調べに対し清原容疑者は覚醒剤の所持を認めたうえで、使用についても認める供述をしていて、尿から覚醒剤を使っていたことを示す反応が出ているということです。
その後の調べで、清原容疑者が逮捕前日の今月１日に群馬方面へ向かい、その後都内のホテルに宿泊して、翌日、自宅マンションに帰っていたことが、警視庁への取材で分かりました。
ホテルに残っていたティッシュからは覚醒剤の成分が検出されていたということです。警視庁は、一連の行動の中で覚醒剤を入手した可能性もあるとみています。
清原容疑者が去年８月に自宅で出したゴミや、その後に立ち寄っていた複数の場所からも覚醒剤の成分が検出されていることなどから、警視庁は自宅以外にホテルなどでも繰り返し覚醒剤を使っていたとみて、行動や入手ルートを調べています。