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旅客機に“レーザー” 国交省 各社に報告要請
2月6日 5時03分

離着陸中の旅客機がレーザー光線のようなものを当てられる被害が各地で相次いでいることから、国土交通省は実態をより詳しく把握するため、航空各社に対し、被害を受けた場合、国に報告するよう要請しました。
各地の空港で離着陸中の旅客機が操縦室付近にレーザー光線のようなものを当てられる被害は、去年までの5年余りの間に合わせて163件に上っています。
パイロットがけがをしたり、運航に影響が出たりしたケースはないものの、国土交通省は、実態をより詳しく把握する必要があるとして、5日までに航空各社に対し、被害を受けた場合、国に報告するよう要請しました。
要請では、被害を受けた時刻や飛行高度、レーザーの色などを空港事務所などに報告するよう求めています。
国が航空各社にこうした被害を報告するよう要請するのは今回が初めてだということで、国は実態を詳しく分析したうえで、有効な対策を検討することにしています。

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