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全国初 ハンセン病療養所に特養老人ホーム 岡山2月1日 20時00分
岡山県瀬戸内市にある国立ハンセン病療養所の敷地内に、全国で初めて特別養護老人ホームがオープンしました。
オープンしたのは特別養護老人ホーム「せとの夢」で、瀬戸内市にある国立ハンセン病療養所「邑久光明園」の敷地内に設けられました。療養所で暮らす元患者の高齢化が進み社会復帰が難しくなるなか、療養所を社会に開かれたものにしようと作られました。民間の社会福祉法人が運営し、療養所の外から広く入居者を受け入れます。
1日は、さっそく地元の瀬戸内市邑久町の89歳の男性が入居し、家族と部屋を見たあと施設の職員に体がどの程度動くかや健康状態などをチェックしてもらっていました。また、邑久光明園で暮らしている元患者13人もオープンしたばかりの老人ホームを訪れ、男性や家族と交流を深めていました。
厚生労働省によりますと、国立ハンセン病療養所の敷地内に特別養護老人ホームが設けられるのは、全国で初めてだということです。老人ホームを運営する社会福祉法人によりますと、ことし5月ごろまでにさらに入居者を増やしたいとしていて「療養所の元患者たちと交流するイベントを定期的に開いていきたい」としています。
邑久光明園の入所者自治会の屋猛司会長は「療養所の入所者の数が年々減るなか、老人ホームの入居者やその家族が訪れてくれればにぎやかになります」と話していました。
1日は、さっそく地元の瀬戸内市邑久町の89歳の男性が入居し、家族と部屋を見たあと施設の職員に体がどの程度動くかや健康状態などをチェックしてもらっていました。また、邑久光明園で暮らしている元患者13人もオープンしたばかりの老人ホームを訪れ、男性や家族と交流を深めていました。
厚生労働省によりますと、国立ハンセン病療養所の敷地内に特別養護老人ホームが設けられるのは、全国で初めてだということです。老人ホームを運営する社会福祉法人によりますと、ことし5月ごろまでにさらに入居者を増やしたいとしていて「療養所の元患者たちと交流するイベントを定期的に開いていきたい」としています。
邑久光明園の入所者自治会の屋猛司会長は「療養所の入所者の数が年々減るなか、老人ホームの入居者やその家族が訪れてくれればにぎやかになります」と話していました。