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協会けんぽの保険料率 平均10%に据え置き
2月1日 4時31分

協会けんぽの保険料率 平均10%に据え置き
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中小企業の従業員などが加入する「協会けんぽ」の運営委員会は、新年度・平成28年度の保険料率について、「収支は黒字の見通しだが、今後も安定した保険料収入が得られるとは限らない」などとして、全国平均で、今年度と同じ10%に据え置くことを決めました。
中小企業の従業員やその家族などおよそ3600万人が加入する、「協会けんぽ」の保険料率は、加入者からの保険料収入や医療費の動向などを基に算定されます。
協会けんぽが試算した、新年度・平成28年度の収支見込みによりますと、保険料などの収入が9兆4278億円、医療費などの支出が9兆368億円で、3910億円余りの黒字となり、貯金に当たる準備金も1兆7000億円を超える見通しとなっています。
これを受けて、「協会けんぽ」の運営委員会が、新年度の保険料率について検討した結果、「収支は黒字の見通しとなり、準備金も増えているが、少子高齢化が進むなか、今後も安定した保険料収入が得られるとは限らない」などとして、全国平均で、今年度と同じ10%に据え置くことを決めました。
都道府県別では、保険料率が最も高いのが佐賀県で10.33%、最も低いのが新潟県で9.79%などとなっています。
「協会けんぽ」は、今後、厚生労働大臣に対し、新年度の保険料率の認可を申請することにしています。

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