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コラム 記者ワープロ

“紙の宝石”蔵書票の世界 一関図書館21日まで

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美麗な絵が描かれた海外の蔵書票などを展示している一関図書館の企画展

美麗な絵が描かれた海外の蔵書票などを展示している一関図書館の企画展

 岩手の読書週間(14日まで)にちなみ、一関市大手町の一関図書館(小野寺篤館長)で、企画展「紙の宝石・蔵書票と一関ゆかりの蔵書印の世界」が開かれている。ギリシャ神話をモチーフにした絵が描かれた海外の蔵書票などを展示し、来館者の目を引いている。21日まで。

 蔵書票は、自分の書物であることを知らせるため本に貼るカード。名刺やはがきほどの大きさで、持ち主の名前が記されており、格言や模様、絵画が入っているものもある。

 同展は、その美麗さから“紙の宝石”とも言われる蔵書票の魅力を伝えようと開催。市内の愛好家が収集した約140枚を週ごとに入れ替えながら展示している。

 同館によると海外のものがほとんどで、大海に漕ぎ出す帆船をはじめ、穏やかな雰囲気の港町、弓矢を射る男性など、多様なデザインがそろっている。

 このうちギリシャ神話をモチーフにしたとされる蔵書票は、大きな本の上に女性が寝そべり、白鳥と戯れている印象的な絵があしらわれており、来館者の関心を集めている。

 一関ゆかりの大槻家に伝わる蔵書印が押された文書も展示。「大槻文庫」の文字が彫られており、国語学者大槻文彦も使用していたという。

 開館時間は午前10時~午後8時(土日・祝日は7時)。月曜休館。