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北海道・倶多楽 火山性地震が一時的に増加2月5日 21時06分
北海道の登別市と白老町にまたがる活火山の倶多楽で、4日、火山性地震が一時的に増加し、47回の地震が観測されました。今のところ、ほかに火山活動の活発化を示す現象は観測されていないということで、気象庁は引き続き活火山であることに留意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと4日午後6時すぎ、倶多楽の日和山の西、およそ2キロの地点を震源とするマグニチュード2.5の火山性地震が観測されました。倶多楽の周辺ではその後、4日午後9時ごろにかけて、規模の小さい火山性地震が相次ぎ4日は体に揺れを感じないものも含めて、観測を始めてから1日の回数としては最も多い47回の地震を観測しました。火山性地震の回数は、5日は正午までに4回と減る傾向にあるということです。また、これまでのところ地殻変動などに特段の変化はなく、ほかに火山活動の活発化を示す現象は観測されていないということです。
気象庁は、引き続き倶多楽が活火山であることに留意するよう呼びかけています。
気象庁は、引き続き倶多楽が活火山であることに留意するよう呼びかけています。