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1万円台から株式投資! 低位株・ボロ株には<<大儲け>>できる夢が詰まっている!

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株価が極端に安いということはその企業に何らかの問題がある場合がほとんどであり、投資の対象からは外してしまう人も少なくありません。
皆様は株価の値上がり率ランキングというものを見たことはありますでしょうか?
値上がり率ランキングはその日に大きく上昇した銘柄を確認することができるのですが、上位の銘柄は15%以上の凄まじい上昇率を叩き出していることがあります。
値上がり率ランキングの上位に位置するのは低位株やボロ株です。

実際に5万円以下で購入できる株が大化けして株価が短期で十倍にもなったという例が存在しています。

ガーラという銘柄は2014年11/21~2015/1/21の2ヶ月間で199円から3475円と17.4倍もの上昇を達成しました。2ヶ月で19,900円が347,500円に大化けです。

5万円の資金なら200株買えていたので最大でおよそ66万円の利益を手にすることも可能でしたね。

この記事では低位株、ボロ株の魅力についてまとめてみました。
低位株、ボロ株に投資をするうえでの注意点や上昇する低位株、ボロ株のポイントを、チャートを交えて解説していますので読者の皆様の参考になれば幸いです。

ボロ株、低位株に当てはまる条件「99円以下はボロ株」、「500円未満は低位株」

低位株、ボロ株は一般的に低い株価で放置されている銘柄を指しますが、この株価以下の株がボロ株だ!といった明確な基準がありません。
この記事では499円~100円の株を低位株、99円以下の株をボロ株と呼ぶこととします。

低位株、ボロ株となるまでのプロセスは個々の銘柄ごとに異なりますが、

1.業績の不振
2.発行株式数が多い
3.企業の成長の見込みが低い

の3点が主な理由として挙げられます。

低位株は上記の1よりも2や3が当てはまる場合が多いのですが、ボロ株は上記の項目が全て当てはまる銘柄が多く、投資としてはなかなか手が出しづらい状態の株といえます。

逆を言えば、株価が低いので、少ない資金で多くの株を購入する事ができます。

リスク分散も可能に!低位株・ボロ株なら「1万円台」から投資が出来る!

低位株、ボロ株は低い株価であることから少ない資金でも多くの単元で購入できることが大きな利点です。

例を挙げると、
ランドは1/29の株価を参照すると12円ですが、1000株購入するとしても約1万2000円の資金で投資を行うことができます。
大型株であるNTTドコモを1000株購入する場合と比べてみると、1/29の株価は2554.9円のため必要資金が約255万4900円と大きな金額となってしまいます。

低位株、ボロ株は少ない資金で気軽に投資を楽しむにはある意味ではうってつけと言えるでしょう。

低位株への投資は、1銘柄あたりの株価が低いため、いくつかの銘柄に分けて分散投資ができます。

1銘柄が下落しても他の銘柄で取り返すことができるので、損失を低く抑えるリスク分散が容易である点や複数の銘柄を購入しやすい点も大きな利点と言えます。

大型株や中型株は株価も高く、低資金で投資を行う場合では資金の多くを拘束されてしまい他の銘柄に投資を行うことが難しくなりがちです。

購入した大型株や中型株が不祥事や業績の悪化で株価が暴落してしまった場合、多くの資金をその銘柄に傾けてしまっていると大きな損失を被る可能性があります。

低位株への投資の場合、株価の安さから分散投資も容易であるため、例え保有している銘柄のうちの1つの株価が暴落した場合でも他の保有銘柄で利益が出ていれば損失をカバーすることができるのです。

低位株・ボロ株なら大量購入できる!1円上昇するだけで大きく儲ける事も可能に

低位株やボロ株は株価の安さから多くの単元を購入できるため少ない上昇幅でも大きな利益を得るチャンスがあります。

例えば、8913ランドを12円で1000株(1万2000円)購入した場合、株価がわずか12円上昇しただけで投資した1万2000円とほぼ同額の利益を得ることができます。

多くの単元を購入できる利点を生かして1円上昇したらすぐに利益確定をする「1円抜き」と呼ばれる投資方法も行いやすいことにも注目する必要があります。

8918ランドの株価を12円で1000株購入しその日のうちに13円で売却した場合、約1000円の利益を得ることができ、投資金額に対し約8.33%の利益が出たことになります。
1000株で1000円の利益ですが、1万株を買っていれば1万円の利益が出ます!
1万株だとしても購入する場合は12万円ですので、大型株と比べると資金は少ないです。

大型株や中型株が1日で8.33%の上昇をすることは時価総額の高さや発行株式の多さの影響で値動きが重く滅多にあることではありません。

低位株やボロ株では時価総額の低いことから値動きも軽く、短期的な大幅な上昇を狙った投機資金が入りやすいためたびたび急騰する場面があるのです。

さらに、株価上昇の材料となる※IRに対する感度も低位株やボロ株と大型や中型株とでは異なります。
※IR(インベスターリレーション)・・・投資家向けの広報。

大型株、中型株は多くの場合、業績の見通しの明暗によって買われ、よほど衝撃的なIRの内容でなければ株価は反応しないことが多々あります。

小型株、ボロ株は業績の急改善や世間の話題となっているような事柄に関連するIRのリリースにより、驚くほど株価が上昇することがあります。

中には1年で元の株価の10倍以上上昇する銘柄もあり、低位株、ボロ株への投資は大型株や中型株への投資ではありえない程の短期間で大きな利益を掴むことができるチャンスなのです。

実際に【100倍以上の上昇】もあった!大きく上昇した低位株・ボロ株の例

ここまでは低位株、ボロ株投資の夢とロマンについて書いてきましたが、実際に過去どのような低位株、ボロ株が大きく  上昇したかをチャートを交えて紹介したいと思います。

1.ガンホー 年間約114倍上昇!

株に興味がない人でも2012年5月~2013年5月の1年間でガンホー株が凄まじい上昇をしたことは知っているほど当時は話題となりました。
パズドラですね笑

ガンホー株の上昇の話を聞き株を始める人が出現するくらいガンホーの上昇は圧倒的だったのです。
以下がガンホーの過去10年の月足チャートです。

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日刊ゴールデン・チャートより引用

2012年5/15の安値が142,700円(現在の株価で14.27円)で、2013年5/14に1,633,000円(現在の株価で1633円)まで株価が上昇しました。

ガンホー株はこの株価の上昇の過程で一度10分割しているため、元の株価から1年でおよそ114倍の上昇をしたことになります。

仮に最安値で購入し、最高値で売却をしたとすれば約14万円の投資金額で149万円の利益を得られていたことになります。

このように1年という短い期間で凄まじい上昇をする銘柄は非常に稀ですが、低位株、ボロ株への投資にロマンを感じられるのではないでしょうか?

2.そーせいグループ 元の株価から<<128倍上昇>>

そーせいグループは現在も上昇を続けている最中の銘柄であり、いまでこそ株価11,170円と非常に高い株価ですが、約7年前は90円台だった期間もある低位株、ボロ株だったのです。
以下がそーせいグループの過去10年の月足チャートです。

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日刊ゴールデン・チャートより引用

そーせいグループは2008年8/10に最安値91円を付け2016年1/7には117,10円まで上昇しました。
元の株価からおよそ128倍上昇したことになります。

現在も株価は上昇基調なため、今後さらなる上昇をするのかもしれません。

長期的にこのような大きな上昇をする銘柄もまた稀ですが、これぞ低位株、ボロ株への長期投資の醍醐味といったところでしょうか。

3.雑貨屋ブルドッグ 不祥事で下落もその後は謎の上昇

ボロ株が短期的に急騰した典型的な例がこの銘柄です。以下は雑貨屋ブルドッグの過去3ヶ月の日足チャートです。

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日刊ゴールデン・チャートより引用

雑貨屋ブルドッグは疑義注記銘柄であり2015年11/30に債務超過が確認されたため翌日の12/1から数日間で株価は28円まで下落しました。
ところが、12/25から徐々に株価が上昇する動きがみられ2016年1/4には一時50円まで上昇しました。

この株価の上昇の理由は明確な材料が確認されたわけではなく、投機筋が仕掛けた一種のマネーゲームだとされています。

低位株、ボロ株ではこのように理由が不明確な株価の急騰が発生することがあり、上手くトレードを行えばわずか数日間で大きな利益を手にすることも可能なのです。

大きく上昇する低位株、ボロ株を見分ける3つのポイント

長期で大きな上昇を見込むか数日以内で大きく上昇を見込むかでは見るべきポイントは異なります。
短期(1ヶ月以内)中期(1ヶ月~1年)長期(1年~)ごとに注目するポイントについて分けて解説してみたいと思います。

1. 短期間での上昇を狙う場合

フィスコ
日刊ゴールデン・チャートより引用
上のチャートはフィスコの日足チャートです。

12/22以降上昇を続けている銘柄で短期的な急騰か中長期にわたっての上昇の初動かは定かではありませんが、勢いよく上昇しています。

短期的な上昇で利益を狙うならば、手っ取り早く銘柄を見分ける方法はその銘柄のチャートを見ることが挙げられます。
事前にどの日にどのくらい株価が上昇するかを知ることは非常に困難です。

しかし、一旦急騰してしまえば、その後続いて上昇する可能性があるかを見分けることは可能です。
チャートを見るときのポイントは2つ、出来高の急増上値のブレイクに注目してみましょう。

直近の上値のブレイクは買いのサインであることは有名ですが、出来高が伴っていなければ意味がありません。
出来高の多さはその銘柄の上昇のパワーを示します。

上値をブレイクした日の出来高が1~5営業日前の平均出来高と比べ3倍以上増えていれば、それは信頼性が高い買いのサインでありその後さらに短期的に上昇する可能性が高いです。

ただ、このように短期的な上昇をする銘柄は日中に上下に激しく株価が動く場合があり、それを理解しておかなければ高値掴みや安値売りに繋がりかねないため注意が必要です。

2. 中期で大きな上昇を狙う場合

イメージワン

日刊ゴールデン・チャートより引用

上のチャートはイメージワンの日足チャートです。11/4の底値から1/13まで約2ヶ月間上昇が続いています。
中期的な上昇を狙うならば銘柄を選ぶうえで重要なポイントはテーマ性です。

イメージワンは投資家の間では「ドローン関連」の銘柄として認識されています。

ドローン関連のポジティブなニュースがあるとそれに釣られて株価が上昇する癖があるのです。

今回の上昇もドローンに関連してのものだとされています。

ドローンのように息の長いテーマに関連する株は、中期または長期的に上昇しやすい傾向にあります。
上昇相場が終わり株価が下落してもテーマに関連するニュースなどにより再度上昇し始めることもあります。

メディア、または市場で話題となっている事柄を日頃からチェックすることは、中期的な上昇しそうな低位株、ボロ株を見分けることに繋がるのです。

3. 長期での大化けを狙う場合

そーせい

日刊ゴールデン・チャートより引用

上のチャートはそーせいグループの過去10年の月足です。
そーせいグループは今でこそ株価が10000円を超える銘柄ですが、2008年ではわずか91円だったときもある毎年通期決算が赤字のボロ株でした。

長期的に大化けした銘柄の代表的な存在ですが、ここまで大きく上昇した理由としては数あるバイオベンチャー企業のなかでも最も業績の改善と急拡大が投資家から期待され、その期待に応えるほどの業績の拡大と展望を打ち出したためです。

そーせいグループは2009年から徐々に赤字が縮小し始め2014年の通期決算では事前の赤字予想を覆し見事に純利益黒字を達成しました。

長期的な上昇を見込む低位株、ボロ株を見分けるポイントは非常に難しいものの、そーせいグループの実例から考察すると、重要な点が2点挙げられます。

それは、
1. 業績の今後の上限が予測不可能になる可能性がある
2. 投資家の期待を裏切ることなく業績が着実に改善、または拡大している
です。

市場は先行きが予想できなくなることに良い意味でも悪い意味でも過剰に反応します。
バイオベンチャー企業は開発した医薬品が大ヒットすれば、それまで赤字決算だったとしても一発逆転の凄まじい利益を長年にわたり得ることも可能です。

業績が順調に推移するなど、投資家に企業の先行きを不安にさせないような材料がなければ株価は長期的に上昇するパワーを途中で失ってしまいます。
宝くじのような感覚で、もしかしたら当たるかも!と投資家にずっと思わせておかなければいけないのです。

以上のことから長期上昇を狙った低位株、ボロ株投資を行うならば、チャートやテーマ性だけではなく、企業の過去の決算書を読み業績が改善または拡大しているか事業内容は利益の大幅な拡大が見込める魅力的なものなのかを確認することが重要となります。

今後大きな上昇が見込める注目の低位株、ボロ株【20選】

上昇しそうな低位株、ボロ株を見分けるポイントを用いて20銘柄ほどピックアップしてみました。
このなかにもしかしたら将来大化けする銘柄があるかも?

証券コード 銘柄名 株価(2016年2/4現在) 株価上昇が見込める材料
3121 マーチャント・バンカーズ 163円 インバウンド
3232 三重交通グループHD 464円 伊勢志摩サミット
3236 プロパスト 307円 民泊
3266 ファンドクリエーショングループ 207円 業績の急拡大
3807 フィスコ 379円 上場企業の子会社化
3955 イムラ封筒 281円 衆議院&参議院選挙
4714 リソー教育 308円 業績の改善
業界再編思惑
4978 リプロセル 391円 iPS細胞
6067 メディアフラッグ 451円 本業の需要旺盛による業績拡大
7638 シーマ 36円 インバウンド
7725 インターアクション 360円 車の自動運転
7834 マルマン 149円 業績の回復歩調
7836 アビックス 134円 カジノ法案
7997 くろがね工作所 156円 カジノ法案
8202 ラオックス 205円 インバウンド
8226 理経 234円 ドローン
8254 さいか屋 75円 短期筋
8704 トレイダーズホールディングス 202円 フィンテック
8946 ASIANSTAR 265円 大手不動産会社との関係
9973 小僧寿し 90円 業績の回復歩調

以上の銘柄が、今最もオススメする低位株、ボロ株です。

短期でも長期でも何かしらの株価上昇が狙える材料が上記の銘柄には存在します。
上記の20銘柄のうち最もオススメするのは【インターアクション】です。
インターアクションは検査用の光源装置を主力商品としている企業です。

光源装置はスマートフォン製造用向けが近年では売り上げの主力を占めていましたが、車の自動運転技術に必要な車載センサーにも応用が可能であり、需要が旺盛になってきています。

現段階では自動運転車は販売されていないため需要には限りがありますが、販売が開始され需要が想定以上のものであった場合、インターアクションの業績に絶大な恩恵がもたらされる可能性があります。

足元の業績も堅調に推移しており、2016年1/12の中間決算では新たに連結した子会社の販間費を吸収しきれず減益となってしまったものの、本業の売上高は大きく伸びています。

赤字転落するような事態に陥るとは考えられず株価の下値も限定的だと思われるため、長期の大化けを夢見て購入する銘柄にふさわしいのではないでしょうか。

低位株、ボロ株に資金を多く投入することで、思わぬ急上昇によりあっという間に大きな利益を得られるという夢が詰まっています。
すべての投資に言えることですが、株を購入するときの自身の想定した値動きと異なる場面に陥った時には、速やかに損切りすることも大きな損失を回避するために重要なことです。
とりわけボロ株は上場廃止のリスクと隣り合わせの状態ですから、常に値動きに注意しなければなりません。リスクもあるということを理解しておきましょう。

資金管理を徹底し無理のない低位株、ボロ株投資法を心がけてくださいね。

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