ニュース詳細
日中韓の教育担当閣僚が初会合 協力拡大で合意1月30日 20時16分
k10010391841_201601302052_201601302106.mp4
日本と中国、韓国の3か国の教育担当閣僚による初めての会合が韓国で開かれ、3か国は大学の間での交流事業など教育分野での協力を一層拡大することで合意しました。
日中韓3か国の教育担当閣僚による会合は、去年11月に行われた3か国の首脳会議の共同宣言で開催が決まったもので、30日に韓国ソウルのホテルで初めて開かれました。会合には日本の馳文部科学大臣のほか、中国の袁貴仁教育相、それに韓国のイ・ジュンシク(李俊植)教育相が出席しました。
冒頭、馳大臣は「今、3か国の協力関係強化の機運が高まっている。子どもたち、教員どうし、行政官どうし、教育に関わる幅広い人々の間で交流を深めていきたい」と述べました。
30日の会合で3か国は、それぞれの国について理解を深めるために教育の役割が重要だという点で一致し、3人の閣僚が「教育協力のためのソウル宣言」に署名しました。具体的には、提携を結んだ大学間での単位交換を認める交流事業をさらに拡大するとともに、環境や人権などといった問題について、3か国の大学生が一緒に学ぶ新たな交流プログラムを作ること、それに、3か国の間で小中学校の姉妹校提携を増やしていくことなど、教育分野での協力を一層拡大することで合意しました。また、3か国の教育担当閣僚による会合を今後は毎年開催することを決め、来年は日本で開かれることになりました。
冒頭、馳大臣は「今、3か国の協力関係強化の機運が高まっている。子どもたち、教員どうし、行政官どうし、教育に関わる幅広い人々の間で交流を深めていきたい」と述べました。
30日の会合で3か国は、それぞれの国について理解を深めるために教育の役割が重要だという点で一致し、3人の閣僚が「教育協力のためのソウル宣言」に署名しました。具体的には、提携を結んだ大学間での単位交換を認める交流事業をさらに拡大するとともに、環境や人権などといった問題について、3か国の大学生が一緒に学ぶ新たな交流プログラムを作ること、それに、3か国の間で小中学校の姉妹校提携を増やしていくことなど、教育分野での協力を一層拡大することで合意しました。また、3か国の教育担当閣僚による会合を今後は毎年開催することを決め、来年は日本で開かれることになりました。