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小学生が学校以外で勉強する時間 過去最長に1月30日 15時23分
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小学生が平日に学校以外で勉強する時間は平均で1時間半を超え、これまでで最も長くなったことが民間の研究所の調査で分かりました。
この調査は「ベネッセ教育総合研究所」が26年前から行っているもので、今回は去年6月から7月にかけて全国の小学5年生と中学2年生、それに高校2年生の合わせておよそ9700人が回答しました。
この中で、平日に塾や家庭など学校以外で勉強する時間を尋ねたところ、小学生は平均で1時間36分と前回、平成18年の調査より14分増えて、これまでで最も長くなりました。
また、中学生は3分増えて1時間30分、高校生は14分増えて1時間24分でした。
なかでも、学校の宿題をする時間が増えていて、小学生では勉強時間の52%を宿題が占めています。
この調査では、将来に対する子どもたちの意識も尋ねていますが、最も伸び幅が大きかったのは「いい大学を卒業すると幸せになれる」という答えで、小学生では「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えた割合は合わせて78%と、前回より17ポイント高くなりました。
勉強時間が増えていることについて、調査結果の分析を行ったお茶の水女子大学の耳塚寛明教授は「ゆとり教育からの脱却で学校が宿題を増やしたり、家庭学習に力を入れたりしていることが背景にあるのではないか」と話しています。
この中で、平日に塾や家庭など学校以外で勉強する時間を尋ねたところ、小学生は平均で1時間36分と前回、平成18年の調査より14分増えて、これまでで最も長くなりました。
また、中学生は3分増えて1時間30分、高校生は14分増えて1時間24分でした。
なかでも、学校の宿題をする時間が増えていて、小学生では勉強時間の52%を宿題が占めています。
この調査では、将来に対する子どもたちの意識も尋ねていますが、最も伸び幅が大きかったのは「いい大学を卒業すると幸せになれる」という答えで、小学生では「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えた割合は合わせて78%と、前回より17ポイント高くなりました。
勉強時間が増えていることについて、調査結果の分析を行ったお茶の水女子大学の耳塚寛明教授は「ゆとり教育からの脱却で学校が宿題を増やしたり、家庭学習に力を入れたりしていることが背景にあるのではないか」と話しています。
勉強時間 都内の小学生たちは
子どもたちの勉強時間について東京・品川区の区立小学校で5年生に取材したところ、男子児童の1人は「宿題や親が出してくれる問題など自分で計画を立てて毎日4時間くらいやっています。勉強は将来のために必要だと思います。歴史が好きなので、将来は歴史を調べるような人になりたいです」と話していました。
女子児童の1人は「塾に通っていて1、2時間ぐらい勉強しています。人の役に立てるよう自分ができることを見つけるために勉強していると思っていて、将来はアナウンサーになりたいです」と話していました。
また、「だいたい2時間は勉強しています。寝る時間が削られることもありますが、いま頑張っておけばいい高校に行けるので、特に英語を勉強して海外でダンスを披露することが夢です」と話す男子児童もいました。
女子児童の1人は「塾に通っていて1、2時間ぐらい勉強しています。人の役に立てるよう自分ができることを見つけるために勉強していると思っていて、将来はアナウンサーになりたいです」と話していました。
また、「だいたい2時間は勉強しています。寝る時間が削られることもありますが、いま頑張っておけばいい高校に行けるので、特に英語を勉強して海外でダンスを披露することが夢です」と話す男子児童もいました。