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子どもの貧困リスク 妊娠中に調査へ 東京・足立区1月30日 8時26分
子どもの貧困対策として東京・足立区は、妊娠中の女性を対象に夫の職業や親族のサポートは得られるかなどを調べ、貧困に陥るリスクが高い家庭を支援する取り組みを新年度から始めることになりました。
足立区は、生活保護を受給する世帯の子どもの数が10年余りで1.5倍に増えるなど、子どもの貧困対策が課題になっています。
区は、区内に住む妊娠中の女性を対象にし、貧困に陥るリスクを早期に発見するための調査を始めることになりました。
具体的には、区に提出する妊娠届出書に▽本人と夫の職業や▽正規の採用か非正規かなどの雇用形態、それに▽親族から子育てのサポートを得られるかなど23項目の質問を設けて回答してもらい、子どもが貧困に陥るリスクを調べます。そしてリスクが高いと判断した場合には、保健師が定期的に家庭を訪問し生活が困窮していないかを確認したり、どのような支援が必要か相談に当たったりすることにしています。
足立区の近藤やよい区長は「妊娠した段階から子育てに当たる時期まで切れ目ない支援をすることで、少しでも多くの家庭を貧困から断ち切れるよう取り組んでいきたい」としています。
区は、区内に住む妊娠中の女性を対象にし、貧困に陥るリスクを早期に発見するための調査を始めることになりました。
具体的には、区に提出する妊娠届出書に▽本人と夫の職業や▽正規の採用か非正規かなどの雇用形態、それに▽親族から子育てのサポートを得られるかなど23項目の質問を設けて回答してもらい、子どもが貧困に陥るリスクを調べます。そしてリスクが高いと判断した場合には、保健師が定期的に家庭を訪問し生活が困窮していないかを確認したり、どのような支援が必要か相談に当たったりすることにしています。
足立区の近藤やよい区長は「妊娠した段階から子育てに当たる時期まで切れ目ない支援をすることで、少しでも多くの家庭を貧困から断ち切れるよう取り組んでいきたい」としています。