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インフル患者、1週間で100万人- 入院患者は前週比1.6倍
インフルエンザで医療機関を受診した患者が1週間で100万人以上いたことが5日、厚生労働省が公表した1月25日から31日までの週の患者報告で分かった。入院患者も前週に比べて1.6倍に増加。院内感染防止のために入院患者への不要不急の面会を控えるよう呼び掛ける自治体も出てきた。【新井哉】
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25日から31日までの週の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週の約2.1倍の定点当たり22.57人を記録。新潟(39.44人)と沖縄(34.29人)、福岡(31.88人)、神奈川(31.64人)、埼玉(30.3人)の5県で警報基準値の30.0人を上回った。
この週に全国の医療機関を受診した推定患者数は前週より約55万人増の約107万人。今シーズン(昨年8月末以降)の累計患者数は約216万人となった。基幹定点医療機関からの入院報告数は、この1週間で739例あり、年齢別では1−9歳(272例)が最も多かった。
医療機関内での感染拡大を防ごうと、市民に協力を求める動きもある。沖縄県浦添市は、市内の状況について「県内で最もインフルエンザが流行している地域」と説明。感染防止を図るため、「医療機関における入院患者への不要不急のお見舞いなどは控えて」と呼び掛けている。
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