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あなたの保険は役立たず!?いざというとき保険金がおりないパターン10選

保険会社にだまさるな!いざというとき保険金がおりないパターン10選


あなたは民間の保険に入っていますか?

毎日バンバン流れている保険会社のCMや広告。
なにげなく目にしていると、
「保険に入ってないといざというときマズイよ!」
「保険さえ入っておけば安心だよ!」
というメッセージだけはどんどん刷り込まれていって、とにかく保険さえ入っておけば大丈夫!という気がしてしまいます。

だけど、実際のところ「保険=万能」は幻想です。
病気をしたけど、請求しても保険金がもらえなかった、なんてことはザラにあります。
加入するときに保険会社は「こんな場合には保険金がおりません」というのをいちいち説明してくれないからです。

保険に加入するのは、保険金がおりないパターンもきちんと把握してからにしましょう!


病気になっても保険金がもらえないパターン3選

保険の大前提:告知を正しくしなければアウト


保険に加入するとき、これまでの病歴などを答える「告知書」を提出します。この内容に嘘があった場合には、「告知義務違反」とみなされて保険金を受け取れない可能性があります。
告知書は基本的に自分で記入する自己申告制のものなので、嘘をついても保険に加入ができてしまうのです。告知義務違反とされて保険金が不払いだった件数が以下の表です。

【「告知義務違反による解除」とされた保険金不払いの件数】(平成27年4月~9月)

保険会社 件数
住友生命 248件
日本生命 176件
かんぽ生命 122件
東京海上日動あんしん生命 161件
アメリカンファミリー(アフラック) 1310件
アクサ生命 192件


たった半年間でこの数字です。
わざと嘘をついた場合は論外ですが、やっかいなのは「病歴をうっかり忘れていて」知らないうちに告知違反をしている場合。「過去の病歴なんて良く覚えてないし、適当でいいか~」といい加減な告知をして加入してしまっていませんか?

いい加減な告知はダメだぞ♡


もしこの先告知していなかった病歴に関する入院をしたとすると、保険金がもらえなくなってしまう可能性があります。それでは何のために保険料を納めていたのかわかりません。

思い当たる節がある方は、すでに加入している後でも、「こんな病気にかかっていました」と追加告知したほうが良いです。追加告知することで、「その病気に関する入院は保障しません」という一部不担保や「一定期間はその病気の保障はできません」と免責期間がつけくわえられるかもしれませんが、保険金が受け取れないリスクはおさえることができます。


手術を受けても保障対象外だと手術給付金がもらえない


手術をすれば、必ず手術給付金がもらえるわけではありません。その保険が保障対象にしている手術を受けた場合にだけ、給付金が支払われます。その対象となる手術は、あなたが加入する保険商品によって異なり、

「健康保険連動型」
約1000種類の手術を保障)
「約款に記載されている88項目型」
約600種類の手術を保障)

のどちらかになっています。

あなたがもし「健康保険連動型」に加入していた場合、健康保険がきく手術であれば、基本的に手術給付金がもらえます(その数およそ1000種類)。逆に、健康保険がきかない手術であればもらえません。シンプルでわかりやすいですね。

一方、「約款に記載されている88項目型」というのは、保険会社が分類して決めた手術のこと。
約600種類あり、例えば、ものもらいや中耳炎、切れ痔などの手術は含まれません。

あなたの保険が古いものである場合、「約款に記載されている88項目型」である可能性が高いです。保険のパンフレットや約款に書かれていますが、わかりにくければ保険会社に問い合わせてみるといいでしょう。

あなたの保障は1000種類?600種類?

通院しただけでは保険金はもらえない


最近の医療保険では、通院でも給付金がもらえることを売りにしているものもありますよね。ですが、単純に通院さえすれば何でも通院給付金がもらえるわけではありません。加入する前に通院給付金が受け取れる条件をしっかり確認しておきましょう。

通院給付金がもらえる条件は、基本的に(入院し)退院した後の通院治療だけとなっている場合や、がんなどの特定の病気での治療だけが対象です。

確かに、どんなケガで通院しても保険金がもらえるのはおかしいですね。それなりに大きなケガや病気でなければ、通院給付金はもらえないと思っておいた方がいいでしょう。

風邪で通院しても、保険金でないのか…


ガンになっても保険金がもらえないパターン4選

がん保険に入って「すぐ」がんになっても保険金はもらえない


がん保険には、がんになっても保険金が支払われない「免責期間」というものがあります。一般的には、保険料の払い込みなどが完了した日から90日間が免責期間とされています。ということは、この期間にがんが発症した場合は、がんにかかったときの一時金や入院給付金がもらえないということなんです。

自覚症状が出てから加入しても遅いかもよ…


どうして免責期間があるかというと、がんは発症していても自覚症状がなかったり、がんかもしれないと思っている人が加入したいと考えることが多いというのが理由です。もしもそういった人たちにも保険金を支払ってしまうと、保険料が高くなってしまうし、健康なうちに加入した人と比べて公平でなくなってしまいますからね。


古い保険だと「初期がん」では保険金がもらえない


がんには「上皮内新生物」(初期がん)と「悪性新生物」とがあります。初期がんは転移する可能性がほとんどなく、治療をすればほぼ完治することができます。そのため、昔のがん保険では、上皮内新生物では保険金が支払われないものがほとんどでした。
けれども、女性特有の乳がんや子宮頸がんなど、初期がんのうちに手を打っておくことが大切ながんもあります。

そのため、最近では、オリックス生命の新キュアなど、上皮内新生物でも保険金が受け取れるものが増えてきました。何年も同じ保険に入りっぱなしでは、初期がんでは保険金がもらえない保険に加入している可能性大です。後でがっかりすることのないよう、ホームページやパンフレットで確認してみてください。

初期のがんでも保険金がもらえる保険の方が良いよね


「三大疾病」になったら必ず保険金がもらえるわけではない


日本人の死亡原因トップ3が、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病です。
この三大疾病、治療費が数百万円におよぶことも珍しくありません。なので、三大疾病になった場合にドカンと100万円単位の大きな保険金がもらえる「診断一時金」という保障があります。

ただし、これらの病気になってしまった場合に備えたつもりで保険に入ったのに、保険金がもらえない場合があるんです。というのも、ただ三大疾病になったのではダメなのです。

例えば、ソニー生命の三大疾病に備えるための保険では、保険金がもらえる条件は以下になります。

がんの場合:【悪性新生物】と診断されたら保険金がもらえる(=初期がんではもらえない)
急性心筋梗塞/脳卒中60日以上にわたって重い症状であったと診断されたら保険金がもらえる


これでは、初期のがんでは保険金がおりません。
急性心筋梗塞や脳卒中になっても、60日以上待たないといけないわけです。

2ヶ月以上重体じゃないと 保険金請求すらできないなんて…


一方、同じ「三大疾病の保障」といっても、保険会社によってはもっと簡単に保険金が受け取れる保険会社もあります。例えば、オリックス生命の医療保険に三大疾病の保障を付けた場合、

がんの場合:がんと診断されたら保険金がもらえる(初期がんでもOK)
急性心筋梗塞/脳卒中:急性心筋梗塞/脳卒中で入院したら保険金がもらえる


こちらは診断や入院だけで、保険金が受け取れるということです。ソニー生命のものに比べて、ずっと簡単に保険金が受け取れますね。

一度、ホームページなどで、自分の保険がとこまで保障しているのかを確認してみてはいかがですか?あまりに保険金がもらえる条件が厳しすぎたら、本当にその保険が必要なのか?検討しなおしてみると良いでしょう。


がんが再発しても、2回目以降は給付金が出ない


「三大疾病一時金」ですが、もうひとつ落とし穴があります。
この保障は、保険金を受け取れるのが「一度だけ」となっている医療保険もたくさんあるのを知っていますか?例えば、アフラックのがん保険では、「初めてガン(悪性新生物)と診断」されたときだけ一時金が受け取れるとされています。

保険料払い続けていたのに、1回保険金をもらったらもう終わりなのね…


がんは再発の可能性がとても高い病気です。でもこの保険では例えがんが再発したとしても、2回目以降は一時金を請求してももらえません。

一方、比較的新しいがん保険の中には、2回目以降も一時金がもらえるものもいくつかあります。
例えば、ライフネット生命の新じぶんへの保険の場合は、はじめてがんと診断されて給付金を受け取った後、1年を経過していれば、5回まで給付金が受け取れるようになっています。

再発を繰り返すような場合ほど、医療費の負担がかさむものです。このように何度も給付金が受け取れる保険にしておく方がいいかもしれませんね。


死亡しても保険金がもらえないパターン2選

保険金目当ての自殺では保険金はもらえない


当然ですが、保険金目当てで自殺したとしても、保険金は支払われません。
もしもこれが認められてしまったら、自殺しようとする人はみんな生命保険に入りますよね。1日あたり90人、約16分に1人が自殺しているといわれる日本ですから、契約者1人1人の保険料はかなり高額になってしまうでしょう。
(※ただし、一定期間が過ぎた後なら自殺でも保険金が支払われるものもあり)


泥酔して事故っても保険金はもらえない


泥酔したことが原因で事故にあってしまった場合も、保険金は支払われません。事故にあってしまうくらい飲み過ぎたのは「自己責任」です。
泥酔以外にも、自動車保険でドライバーの年齢に限定をつけていてその条件にあてはまらない人が運転していた場合なども、保険金が支払われないことになります。

※泥酔していたけれどちゃんと歩道を歩いていて、そこに暴走した自動車が突っ込んできたなどの場合は自己責任とは判断されないでしょうが・・・お酒はほどほどにしておきましょう。

やめときます、事故ったら保険金でないし…

女性が気をつけるべき保険金がもらえないパターン

出産では保険金はもらえない


一般的に、自然分娩の出産で保険金はもらえません。帝王切開や吸引分娩などのいわゆる異常分娩の場合であれば、保険金がもらえる保険商品もあります。

ただ、自然分娩で医療保険は使えませんが、健康保険に加入していれば出産育児一時金(42万円。ただし、産科医療補償制度に加入していない医療機関等の場合は39万円)が支払われるため、出産に伴う入院費用のかなりの部分をまかなうことができます。


まとめ

このように、正しい告知をしていたとしても、いざというときに保険金がおりないことは案外あるのです。けれども、保険金がもらえない場合もあるんだということがわかっていれば、どの保険に加入するか、別の保険に見直しをするべきか、はたまた、保障自体を解約してしまうのか、考える目途が立つでしょう。
なんとなく「保険=万能」と思い込まず、冷静な目で保険選びをしていきましょうね。

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