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ID盗んだ疑い 高校生を送検

02月05日 11時43分

ID盗んだ疑い 高校生を送検

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パソコンを遠隔操作できるコンピューターウイルスを使ってショッピングサイトのIDを盗み出すなどしたとして、東京都内の高校1年の男子生徒が書類送検され、警視庁は、生徒がおよそ1800件のIDを盗み出し、転売を繰り返していたとみて調べています。

書類送検されたのは、都内の公立高校1年の16歳の男子生徒で、警視庁によりますと、去年6月、都内に住む40代の男性のパソコンを遠隔操作できるコンピューターウイルスに感染させ、ショッピングサイトのIDを盗み出すなどしたとして、不正指令電磁的記録供用などの疑いが持たれています。
これまでの調べで、男子生徒はインターネットの掲示板で、無料のソフトを装ってウイルスをばらまき、およそ730台のパソコンを感染させていたということです。
その上で、インターネットバンキングやショッピングサイトのIDとパスワードおよそ1800件を盗み出し、仮想通貨のビットコインで転売していたということです。
警視庁によりますと、調べに対し男子生徒は容疑を認めた上で「ハッカーに憧れていた。他人のパソコンを遠隔操作することに興味があった」と、供述しているということです。

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