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ホンハイ会長 シャープ経営陣と本格的協議
2月5日 12時08分

ホンハイ会長 シャープ経営陣と本格的協議
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経営不振に陥っている大手電機メーカー「シャープ」に買収を提案した台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」の経営トップ、郭台銘会長が5日、大阪市のシャープ本社を訪れ、経営陣と本格的な協議に入りました。
シャープは、国と民間が作る官民ファンド「産業革新機構」と台湾の「ホンハイ精密工業」から再建策の提案を受けていましたが、「ホンハイ」側が最終局面で支援金額を大幅に上積みし、7000億円規模の資金で買収することを提案したことで、4日、「ホンハイ」と優先して交渉を行う方針を決めました。
これを受けて、ホンハイの郭会長が5日午前9時すぎに大阪・阿倍野区のシャープ本社を訪れ、高橋興三社長ら経営陣と本格的な協議に入りました。協議は現在も続いていて、シャープ側は郭会長に対し、赤字が続いていて立て直しが急務となっている中小型液晶パネルの事業をどのように立て直すのか、ホンハイの事業との連携効果、そして、従業員の雇用を維持することができるのかなどについて確認するものとみられます。
郭会長は協議が終わりしだい、記者団の取材に応じる予定で、シャープを買収するねらいや今後の交渉の見通しなどについて言及するものと見られます。

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