今よりゆるくはたらいて、今より評価される『すごい手抜き』3つの考え方
本『すごい手抜き』にはこうあります。ここぞというところで実力を発揮できるという人は、ここぞでないところで巧みに力を抜いている。
P.7
あなたが忙しいのは、もしかしたら「手抜き」が足りないのかもしれませんよ?
今日は本書から、今よりゆるくはたらいて、今より評価される『すごい手抜き』3つの考え方を紹介します。
1. 人の分まで背負わない
できないことをやろうとするのは、ほめられたことではありません。
できるからといって何もかも全部やろうとすることもやはり、ほめられたことではないのです。P.48
後輩や部下に任せて失敗されるのが怖くて、「自分でやったほうが早い」と考えてしまうこと、ありませんか?「うまく手を抜く」という中には、他人に任せるべきことは他人にやってもらう、という意味が当然含まれます。
P.49
落合博満さんの著書に、こうあります。
覚悟を決め、信用して、任せきることが大切なのですね。任せるところは、1ミリも残らず任せ切る
本『采配 』
落合博満に学ぶ、人の上に立つ者の5つの心得 ~本『采配』
あるいは「こんなこと頼んだら、相手に迷惑かも…」と考えてしまう人もいるでしょう。
本書『すごい手抜き」には、こうあります。
確かに、私も頼られるのは嫌いではありません。「迷惑を一切かけない人よりも、迷惑をかける人のほうが好かれる」
P.94
もちろん相手と良好な関係をつくり、相手のメリットや負担を考える必要はありますが、素直にお願いしてみることも大切ですね。
2. 満点以外も認めてみる
完璧主義的な人に非常によく見られる考え方として「オールオアナッシング思考」があります。
これは、「満点でなければ0点と同じ」という考え方です。
(中略)
99%うまくいったことでも「0点」としてしまうと不満だらけになるP.80
私は美文字を習っています。「完璧にできないなら、なにもしないのと一緒」と考えてしまう人は、「完璧にできないなら、やらないほうがまし」と考えてしまうP.81
しかし手帳にかいたメモの字は、美文字ではありません。
自分用のメモですから、完璧な美文字である必要はないのです。
同様に、たとえば社内用の資料作りなら、デザインにこだわりすぎる必要はないでしょう。
満点以外も認めることが大切なのです。
3. 手の抜きどころを見極める
過度に完璧主義であることは不可能であるし、害が大きいということです。
とは言え、いつでもなんでも手抜きばかりしていたのでは、それこそ誰からも信頼されなくなってしまいます。
(中略)
「ここだけは手抜きしてはいけない」というポイントを探すことです。P.140
全力を尽くすにしても優先順位があるのです。
P.142
手を抜いた結果、どんな悲惨なことになるかを考えることによって、いざとなれば仕方がない手抜きと、絶対にやってはならない手抜きとに、分けて考えることができるのです。
P.143
別の本にはこうあります。
社会人なら知っておきたい!頑張っても成果が出ない人・力を抜いて成果を出す人の5つの違い 〜本『力の抜きどころ』完璧主義の人は、すべて網羅しようとする
上手に力を抜く人は、結果が出る部分を徹底する本『力の抜きどころ」
まとめ
「手抜き」というと何だか悪いことのように思ってしまいそうですが、必要な手抜きがあるということですね。1日に24時間しかないことは決まっています。
その中で、自分は何をすべきか。
何を捨てるべきか。
「忙しい、忙しい」が口ぐせになっている方は、本書を読みながら考えてみると良いでしょう。
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