Web系な人の英語勉強会というコミュニティをDoorkeeperに作りつつ、昨日第一回目のもくもく会を行いました。
なぜ、実施したのか?
昨年の年末に、だいたい課税対象額がどの程度になるのかを計算してて、もうちょっと経費として計上したいと思った時にふとSafari Books Onlineという英語版ですがO’Reilly本+αや、O’Reilly主催のカンファレンスの動画閲覧し放題なサービスのことを思い出して年額契約しました。
ちなみに、メジャーな技術についての書籍はもちろんなのですが、例えば、最近お仕事でちょっと使ってるBackbone.jsベースのMarionette.jsの情報もSafari Books Onlineで検索するとBetter Backbone Applications with MarionetteJSという本が見つけることが出来たりとかなり有益な情報が得られたりします。
せっかく年額契約したSafari Books Onlineをもっと使い倒したい気持ちがあるので、そのために定期的に英語を勉強する機会/場を作らないとダメかなと思ってWeb系な人の英語勉強会という形で、2週間に1度くらいのペースで実施しようかと思って、今回実施しました。
何を勉強するか
最初はSafari Books Onlineで興味ある本を探してそれを読む・・・とかを一瞬考えました。
ただ、Ruby / Ruby on Rails ビギナーズ勉強会 第9回に参加した時に、安川さんがお話された英語学習から海外発表までの流れという内容のショートセッションの中で
- 英語のイメージ化
- 理論・構成を把握
ということをお話されていた事がが今でも特に印象に残っていて、どうせ勉強するのなら手応えがあってみんなが手を付けないような領域にチャレンジしたほうが、結果的に得られるものが多いと思って、ひとまずSafari Books Onlineの本を読むのはもう少し後にしようと決めました
また、英語のイメージ化や、英語の理論・構成を把握するみたいな話は、大学受験の予備校時代に教わって、それが要因で英語の偏差値飛躍的に上がった経験もしていたのでその辺りの体験も振り返って改めて勉強することにしました。
実際勉強した内容
安川さんのスライドで紹介されてる一億人の英文法を本屋さんで探し、立ち読みした感じで良さそうだったのでこれを買って勉強することにしました
ナガセ
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実際の勉強内容を振り返る
1時間弱ですが本を読んだ内容で印象的だったことがいくつかあります。
英語は配置のことば
日本語の場合には、語尾の変化、(たとえば赤、赤く、赤いみたいな感じ)で文中の機能を表してるのに対して、英語の場合には、配置によって行ってるということが書かれてました。
どういうことかというと、redという単語が単独であってもそれが赤、赤く、赤いのどれかというのはわからないですが
- Red is the color of passion
- I love red.
- That dress is red
というそれぞれの文章の中でredがどこに配置されてるのかで役割が決まるみたいなことが書かれてて、この説明は自分にはとてもわかりやすいと思ってこれを知れただけでも、昨日勉強したかいがあったかなと思ってます
前置詞onのイメージ
前置詞onは、「〜の上に」という和訳がされがちですが、実際にネイティブの人がonという単語で想起されるイメージは他にもあるということが書かれていて、これは、安川さんのスライドの33枚めあたりでも紹介されてます。
私が以前、外資系で仕事をしてた時に、メールの文章の中で利用される単語それ自体は簡単なものが多いのに、イマイチ理解が進まないケースがあったのですが、それなんかも、その単語の本来イメージされる概念が何かを正確に掴んでなかったからなのかなぁと気付かされました。
終わりに
システム開発でもそうだと思うのですが、その根底にある概念を知ってることで多少知らない機能が出てきても、ある程度の推測が効くかと思いますが、英語においても、その根底にある概念をしっかりと理解しておくのが大事なのかなと勉強をしててふと感じたので、今後もちょっとづつ勉強していこうと思ってます。