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【単独インタビュー】「笹井副センター長」未亡人が初めて語った!“主人は小保方さんについて「研究者に向いていない」と”

デイリー新潮 2月3日(水)18時15分配信

 1月28日に手記が出版されたことで、再び世間の関心を集めている小保方晴子氏(32)。自ら命を絶った、小保方氏の元上司・笹井芳樹氏の未亡人が、「小保方さん」「自殺の真相」について初めて語ったインタビューを「週刊新潮」2月4日発売号が掲載している。

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 神戸市内の自宅にて、理化学研究所のCDB(発生・再生科学総合研究センター)副センター長だった故・笹井芳樹氏(享年52)の未亡人は語った。

「小保方さんの本はまだ読んでいないんです。アマゾンのレビューだけは、サラッと見ましたけど、ご自身の話、感情の話をされているんでしょう? 実験をしていない部分があったんじゃないかとか、抜けているノートがあったんじゃないかとか、科学的な疑義について、もうちょっと客観的に検証されているのであれば、読んでみたいな、とは思ったんですけどね……」

“小保方さんの本”とは、手記『あの日』のことである。が、未亡人にとっての“あの日”とは、笹井氏が自殺を図った一昨年の8月5日に他ならない。家族宛て、理研幹部宛て、小保方氏宛てに残された遺書いずれにも、〈マスコミなどからの不当なバッシング、理研やラボへの責任から疲れ切ってしまった〉と書かれていたという。

「笹井が仕組んで小保方さんにわざわざ割烹着を着せた、という報道もありましたが、あれも違う。そもそも主人は、女の人の服装やファッションには、まったくセンスがない人なので、そんな知恵が働くわけがありません」

 小保方氏の指導教官だった笹井氏は、小保方氏をどのように評価していたのか。尋ねると、“はじめは、小保方さんのプレゼンに感心し、優秀だと言っていた”という。しかし、状況が一変したのは3月末。小保方氏が作製した細胞に、別の細胞が混入された可能性を示唆されたことからだった。

「この時には、これはもう致命傷だな、と言っていました。その頃には、論文を引っ込めた方が良い、と感じていたようです。“終わり”を覚悟していました。ちょうどその頃でしょうか、主人は、小保方さんについて、『研究者に向いていない』とこぼすようになりました――」
 
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 初めて表に出た証言の数々。「週刊新潮」2月4日発売号のインタビューでは、「乱倫な研究室」「小保方さんと出張に55回も行っていた」といった報道や、“笹井氏が山中伸弥教授への対抗心を持っている”という当時の見方についても言及し、また小保方氏への思いも語った。

「週刊新潮」2016年2月11日号 掲載

新潮社

最終更新:2月4日(木)15時24分

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