「日本は慰安婦合意を自ら破った!」
日本は昨年12月28日の慰安婦合意を無力化させる偽善的な言動を見せているとして、米国在住の韓国系市民団体が猛攻撃を浴びせ関心を集めている。
カリフォルニア州の慰安婦市民運動団体「カリフォルニア州韓米フォーラム」は3日、声明で「昨年12月28日に韓日間で合意した後も、日本政府は戦争犯罪を隠ぺい・希釈・美化しようとし続け、さらにその努力を増やしている」と非難した。
同フォーラムは「日本政府は全世界に広まっている日本軍性奴隷問題に対する認識を抑制・隠ぺいし、被害者を忘れないための慰安婦碑追加設置を阻止するため昨年初めに5億ドル(約590億円)の予算を策定、政界・メディア界・学界・市民社会団体・連邦政府・州政府など各界各層で全方位的なロビー活動を行っている」と指摘した。
同フォーラムのキム・ヒョンジョン局長は「米国のどんなに小さな町で公聴会が開かれても、遠く日本からまで来た極右主義者たちが歪曲(わいきょく)された資料を持ってきて『慰安婦は自発的な娼婦(しょうふ)」「慰安婦像は日系社会に憎悪犯罪をもたらす」などと、ためらうことなくねつ造された主張を展開している」と語った。