韓国と日本で活躍した李大浩(イ・デホ、33)が大リーガーになる夢をかなえた。李大浩は3日(韓国時間)、米大リーグ、アメリカン・リーグ西地区のシアトル・マリナーズとインセンティブを含め総額400万ドル(約4億7000万円)で1年契約した。複数の関係者が明かした。李大浩は4日、球団のメディカル・チェックと入団会見を済ませた後、5日未明に帰国する予定だ。ビザ発給手続きなどを経て、今月末にマリナーズのキャンプに合流する。
■ビッグ・ボーイ、ビッグ・リーグの夢かなえる
李大浩は昨季の日本シリーズでソフトバンク・ホークスを優勝に導き、韓国人初のMVPに輝いた。そして11月に行われた野球の国別対抗戦「プレミア12」では、日本との決勝戦で逆転決勝打を放ち、韓国優勝の立役者になった。以来、大リーグ進出を狙っていた李大浩は1月中旬から本格的に交渉を開始し、シアトル・マリナーズのユニホームを着ることになった。李大浩は「相次ぐお祝いの電話で目が覚めた。大リーグ進出のため力を貸してくださった皆さんに感謝したい」と語った。李大浩は今年、自身の実力を証明して来年はさらに良い条件で契約したいと考えている。