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公園全33カ所に設置 東京・荒川区

 東京都荒川区は4日、区立公園全33カ所に防犯カメラを設置すると発表した。全公園に設置するのは東京23区で初めてという。

     区によると、これまで主に区立学校や区道などに設置してきたが、公園新設や改修時の地元説明会で近隣住民から「安全のため防犯カメラを付けてほしい」などの要望が相次いだこともあり、設置を決めた。

     現在防犯カメラが設置されている区立公園は2カ所。来年度予算に1685万円を計上し、残る31カ所に計50台を設置する。付近の民家は映らないようにし、映像は1週間で上書きするなど、プライバシーに配慮するという。

     区道路公園課の川原宏一課長は「公園は夜間に騒ぐ人がいるなど迷惑行為も報告されているが、防犯カメラは抑止につながるはず。プライバシーに十分配慮し、区民が安心して公園を利用できるようにしたい」と話している。【柳澤一男】

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