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民主 維新 合流巡り意見の違いであつれきも
2月5日 4時01分

民主 維新 合流巡り意見の違いであつれきも
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民主党と維新の党の連携を巡り、民主党の岡田代表が、両党が合流するかどうかを3月までに決める考えなのに対し、維新の党の松野代表は、両党が解党して新党を結成することを今月中に決断するよう岡田氏に求める考えで、両党間には意見の違いによるあつれきも生じています。
衆議院で統一会派を結成している民主党と維新の党は、夏の参議院選挙に向けて両党の合流を模索していて、民主党の岡田代表は先月30日の党大会で、新党の結成も選択肢の1つだという考えを示しました。ただ、民主党内では、「維新の党とは党の歴史や規模が違う」として、幹部の中にも、維新の党の議員が民主党に加わる形にとどめるべきだという意見が根強くあり、岡田氏は、党内の情勢を慎重に見極めたうえで、3月までに合流するかどうかを決める考えです。
これに対し、維新の党の松野代表は4日、「私の思いとして、おおむね2週間程度で骨格は固めたい」と述べ、両党が解党して新党を結成することを今月中に決断するよう岡田氏に求めていく考えを示しました。維新の党では、江田前代表や、夏の参議院選挙で改選を迎える議員らが、選挙準備に遅れが出ているとして、民主党に早期の新党結成を促すよう党執行部に強く求めています。さらに、こうした議員からは、「岡田氏が、来週中に新党結成を決断しない場合には、民主党との統一会派を解消すべきだ」という声も出るなど、両党間には意見の違いによるあつれきも生じています。

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