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TPP 政府・与党“承認を” 民主“徹底審議を”2月5日 4時55分
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定の署名式が行われたのを受けて、政府・与党が今の国会で協定への承認を得たい考えなのに対し、民主党は、国会の決議が守られているのか検証する必要があるとして、夏の参議院選挙もにらんで徹底した審議を求める方針です。
日本やアメリカなど12か国が参加したTPP=環太平洋パートナーシップ協定の署名式が、4日、ニュージーランドで行われました。これを受けて、安倍総理大臣は「TPPは、未来に向けた『日本の国家百年の計』でもあり、日本の成長や国民の豊かさにつなげていきたい」と述べました。
政府は、来月上旬にも、協定の承認を求める議案などを国会に提出する方針で、自民・公明両党は、新年度・平成28年度予算案の成立後、審議を進め、今の国会で承認を得たい考えです。
これに対し、民主党は、これまでTPPに関する情報が十分に開示されていないとして、交渉の経緯や合意内容についての情報を国会で公開するよう政府に求めることにしています。そのうえで、農産物5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の決議が守られているのか検証する必要があるとして、石原経済再生担当大臣に国民が納得できる説明をするよう迫るなど、夏の参議院選挙もにらんで徹底した審議を求める方針です。
政府は、来月上旬にも、協定の承認を求める議案などを国会に提出する方針で、自民・公明両党は、新年度・平成28年度予算案の成立後、審議を進め、今の国会で承認を得たい考えです。
これに対し、民主党は、これまでTPPに関する情報が十分に開示されていないとして、交渉の経緯や合意内容についての情報を国会で公開するよう政府に求めることにしています。そのうえで、農産物5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の決議が守られているのか検証する必要があるとして、石原経済再生担当大臣に国民が納得できる説明をするよう迫るなど、夏の参議院選挙もにらんで徹底した審議を求める方針です。